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チマチマ記 (講談社文庫)

チマチマ記 (講談社文庫)

チマチマ記 (講談社文庫)

作家
長野まゆみ
出版社
講談社
発売日
2017-03-15
ISBN
9784062936262
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チマチマ記 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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小梅

2019年猫本9冊目。2月の猫月間ラストの本になりました。しかし、私には合わず途中で断念。猫目線、不思議な家族、美味しそうな料理…面白い要素が満載なのに、何故か入り込めませんでした。多分…カガミさんが作る料理が美味しそうな筈なんだけど、いちいちカロリーが〜脂質が〜とか肥る肥らないとか煩いのが原因かな? いつかリベンジしようと思います。

2019/03/03

ぶち

大家族の暮らしぶりを猫が猫目線で語る物語。でも、猫たちはたいへん可愛いけれど主人公というわけでもないし、チャーミングな家族の面々ですが誰かが主人公というわけでもありません。強いて言うなら、この家族が食べている毎日の料理が主人公です。春野菜のドライカレー、豆乳チキンスープ、里芋あんの桃まんじゅう、半熟いり玉子にクレソンをのせたサンドイッチ.....どれも美味しそうなだけではなく、家族の健康第一に考えられた、愛ある料理なのです。そんな喜びと愛に満ちた暮らしと弟猫の愛くるしい仕草に、自然と和んでいくのです。

2021/08/27

けろりん

【にゃんこまつり2021】お洒落で綺麗なマドモアゼル・ロコとはぐれてしまった、マーブルとチョコの兄弟は、雪が降ってきそうな寒い夕暮れ、優しいおじいちゃんに拾われて、宝来家の一員になりました。大きなお家の、相関図が必要なくらい入り組んだ家族に迎えられ、新しい名前を貰った、兄ねこチマキが書くから『チマチマ記』。人も猫も、この世ならぬモノも見えてしまうチマキ目線だからこその物語は、各章の冒頭を飾る季節のメニューと、人間模様、弟ねこノリマキの愛らしさが美味しいミルフィーユとなって、蕩けるような味わいでした。

2021/02/15

わんこのしっぽ

文庫で再読。チマキ視点のホッコリストーリー。何て事はない話だけど、疲れたときに読むには丁度良い感じの一冊。

2017/03/26

ユカリ

空港で飼い主とはぐれた子猫の兄弟は、巡り巡ってコマキお母さんのおうちで暮らし始める。とにかく猫の仕草が可愛く、美味しそうな食事がこれでもか!とメニュー付きで出てくる。でもカロリーも添付されていて上がった気分が少々ダウン。兄猫チマキの生意気な語り口も楽しいが、コマキさんのコラムもこだわり主婦の生活っぽくて雰囲気がある。長野さんの細かすぎる詳しすぎる蘊蓄も楽しい。複雑な関係のオサレ家族もそうでない人も入り乱れて飲んだり食べたり、イタリアの田舎が舞台の映画みたい。そしてちょっぴりBL風味がスパイス。

2019/06/09

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