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老イテマスマス耄碌

老イテマスマス耄碌

老イテマスマス耄碌

作家
吉行淳之介
山口瞳
出版社
新潮社
発売日
1993-06-01
ISBN
9784103925019
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老イテマスマス耄碌 / 感想・レビュー

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mawaji

山田太一「月日の残像」の中で紹介されていた一冊。ともに60代半ばでお酒好きで病院通いしているのにたいへんお気楽なふたりの対談、10年後の我が身を思い浮かべながら面白く読み進みました。「面白そうな話は全部駄目」で「みんなオフレコになっていく」のはとても勿体ないことですが当たり障りのない逸話をいくつか残しておいて欲しかったものです。中高齢者から高齢者に向けて「ひかず、転ばず、たまには義理を欠く」ポリシーでいこう。荷風のようにプルースト読みながら「いつか華胥に遊べり」という境地にたどり着けたらしめたものですが。

2014/02/02

kousuke456

手持ち無沙汰なときに軽く読める対談集。

2013/01/16

ぺぱごじら

「小説新潮」で不定期に掲載された、山口瞳さんとの対談集。二人ともいかに自分の方が耄碌したかを競い合っている様は楽しいです。後年、吉行さんが亡くなったときの山口瞳さんの追悼文が「男性自身」に掲載されましたが、普段吉行さんが文章では決して見せなかった姿を書かれていて驚くと同時に、感動させられたのを覚えています。

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