読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

金子光晴

職業・肩書き
作家
ふりがな
かねこ・みつはる

「金子光晴」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

80年前の海外旅行とはどんなものだったか。行く先々で旅費を工面しながらの妻帯旅行記

80年前の海外旅行とはどんなものだったか。行く先々で旅費を工面しながらの妻帯旅行記

大正や昭和初期、戦後から60年代、70年代頃までの時代に興味があるので、本でも映画でも写真でも、その時代が描かれているというだけで、選ぶことがよくある。 「どくろ杯」は金子光晴の自伝で、妻となる女性との出会いから、最終目的地の巴里に向けて妻と共に出発し、上海を経て香港、ベトナムやマレーシア、シンガポールなどのへ放浪の旅を綴ったもの。大正末期から昭和初期にかけての東京の人々の暮らしぶりや、当時の上海の様子などがよくわかる。

また、民主主義や人道主義、無政府主義などの新しい思想に目覚めた当時の若者たちが、いまだに”女衒”が活躍しているような時代にどんな生き方をしているかを知るのも興味深い。 タイトルの「どくろ杯」は、モンゴルで手に入れたという、殺されたか、病死したかわからない若い女性の頭蓋骨で作った杯。金子の友人が自分もどくろ杯を作りたいと言って、上海で土葬になった子どもの死体から頭蓋骨を盗んできてどくろ杯を作ろうとする。これはエピソードのひとつに過ぎないとはいえ、私にとっては気持ち悪く、決して娯楽として読みたい本ではない。ただ、この当時の人たちにとっ…

全文を読む

「金子光晴」のレビュー・書評をもっと見る

「金子光晴」の本・小説

作家の老い方

作家の老い方

作家
芭蕉
あさのあつこ
角田光代
向田邦子
井上靖
河野多惠子
山田太一
古井由吉
佐伯一麦
島田雅彦
谷崎潤一郎
筒井康隆
金子光晴
萩原朔太郎
堀口大學
杉本秀太郎
富士川英郎
吉田健一
松浦寿輝
谷川俊太郎
室生犀星
木山捷平
吉行淳之介
遠藤周作
吉田秀和
河野裕子
森澄雄
中村稔
穂村弘
倉本聰
鷲田清一
中井久夫
太田水穂
草思社編集部
出版社
草思社
発売日
2022-09-28
ISBN
9784794226051
作品情報を見る

「金子光晴」人気の作品ランキングをもっと見る