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井上靖

職業・肩書き
作家
ふりがな
いのうえ・やすし

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1949年
『闘牛』第22回芥川賞
1957年
『天平の甍』第8回芸術選奨文部大臣賞
1958年
『氷壁』第15回日本芸術院賞
1936年
『流転』第1回千葉亀雄賞
1960年
『蒼き狼』第18回文芸春秋読者賞
1961年
『淀どの日記』第14回野間文芸賞
1963年
『風濤』第15回読売文学賞 小説賞
1969年
『おろしや国酔夢譚』第1回日本文学大賞
1980年
第28回菊池寛賞
1982年
『本覚坊遺文』第14回日本文学大賞
1989年
ブルーレーク賞
1989年
『孔子』第42回野間文芸賞

「井上靖」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

映画か原作か? まずは読んでから映画館へGO!!

映画か原作か? まずは読んでから映画館へGO!!

『おろしや国酔夢譚』の熱烈なファンの私ですが、『敦煌』や『天平の甍』、晩年に近い『本覚坊遺文』もおもしろかったなぁ!! 昭和の文豪の作品は文字を眺めただけでありがたいというような崇高さがあったように思います。ことに井上靖級のものは、正座して読む。教えていただく。という姿勢でつねづね構えてきました。

「文芸」と呼ぶにふさわしい芸術作品の数々に、実際、井上靖氏に関しては作家のプライベートというのにほとんど興味を持ったことがありませんでした。着物を着て1日書斎に篭り、お女中さんが細々しく働き、出版社や文化人の来客が多く、というようなイメージがやっと。この「わが母の記」はよい意味で、井上靖像を裏切ってくれた作品。そうか、大作家も普通の人間なんだもの。大作家にも家族が居て、時間は公平に過ぎてゆくんだ、となにか安堵を覚え、急激に文豪にも親近感を覚えます。

ですが、恐らく一般人と違うのが、氏の筆にかかると老化現象の激しくなってきた高齢の母親でもやはり高尚な考察の対象に。井上家の母親に対する愛情というのは昭和の家族の中では普通だったのかもしれませんが、兄弟が揃って相…

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