最愛の夫を亡くした女性の前に現れたのは――?「時空の壁」を超えた純愛SFファンタジー『デイ・トリッパー』
『デイ・トリッパー』(梶尾真治/キノブックス)
映画・小説ともに大ヒットを記録した『黄泉がえり』の著者・梶尾真治の最新作『デイ・トリッパー』が、2017年6月30日(金)に発売された。
『クロノス・ジョウンターの伝説』などが人気演劇集団・キャラメルボックスで舞台化されるなど、常に第一線で活躍し続ける梶尾。今回発売された『デイ・トリッパー』は、「タイムトラベル・ロマンスの帝王」との異名を持つ著者が描く王道の純愛SFファンタジーとなっている。
<ストーリー> 最愛の夫・大介を結婚後わずか3年半で亡くした香菜子。友人たちの前で気丈に振る舞おうとすればするほど、隣に夫がいない寂しさが胸に広がっていく。叶わないと知りながら「大介に会いたい」と願う香菜子の前に現れたのは…? 機敷埜風天が発明した遡時誘導機、通称“デイ・トリッパー”に乗って、大介に会うため、香菜子は時を跳ぶ―。
果たして香菜子は夫の命を救うことができるのか。ラストまで目が離せない展開をぜひ味わってほしい。
梶尾真治(かじお・しんじ) 1947年、熊本県生まれ。熊本県在住。少年時代から小説を書き始め、19…