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町山智浩

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
まちやま・ともひろ

「町山智浩」のおすすめ記事・レビュー

なぜあのシーンにあの本が! ?「007」ボンドガールの役名は下ネタだらけ…町山智浩の新しい映画評論が話題!

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『映画と本の意外な関係!』(町山智浩/集英社インターナショナル)

 映画にはいろんな楽しみ方がある。例えば『彼らが本気で編むときは、』(2月公開)でトランスジェンダーを演じる生田斗真の女装や、『チアダン』(3月公開)での広瀬すずのチアガール姿など、お気に入りスターの七変化に思わず息をのんだり、萌えたりするのは、映画の王道的な楽しみ方のひとつだろう。  一方で、こんな人もいる。「映画の画面に本が映ると、何らかの意味があるはずだと気になって注目してしまう」──そう語るのは、米国在住の映画評論家、コラムニスト、ジャーナリストの町山智浩氏である。  本書『映画と本の意外な関係!』(町山智浩/集英社インターナショナル)は、そんな町山氏のマニアックで鋭い観察眼がキラリと光る、「映画に登場する本や言葉」を切り口にした、新しいスタイルの映画評論だ。

「映画の本棚──まえがきにかえて」と題されたコラムから始まる本書。映画に登場する本棚や登場人物が読む本などに町山氏がフォーカスするコーナーで、まさに本好きな映画ファンにはたまらない情報の連続だ。筆者もこのパートを読んで大…

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おっぱいレストランは戦国時代に突入! 町山智浩が日本人の知らないアメリカンカルチャーの闇を斬る!

おっぱいレストランは戦国時代に突入! 町山智浩が日本人の知らないアメリカンカルチャーの闇を斬る!

『トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016』(町山智浩/文藝春秋)

 日本人はどれくらいアメリカのことを知っているのだろう? アメリカのニュースやカルチャーは日本にだだ漏れ、映画からファッション、ダイエット法にいたるまでアメリカに大きく影響されている。FacebookにTwitter、そもそもiPhoneやGoogle だってアメリカ発だ。先進国で伝統や独自文化色はさほど濃くはないから、特別なことはなくわかっているような気になるが、本書『トランプがローリングストーンズでやってきた 言霊USA2016』(町山智浩/文藝春秋)を読むと、「えーっ?」と思わざる をえないことばかりで愕然とする。

 タイトルにある「トランプ」とは、そう、2016年の大統領選挙で共和党から出馬したドナルド・トランプのことであるが、本書はトランプについてのみ書かれたものではない。新語やスラング、行き過ぎた著名人の言動や信じがたい事件について、その背景を丁寧にわかりやすく解説しながら、著者の町山智浩氏 がバッサバッサと斬っていくコラム集だ。

 そのうちのいくつ…

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日本一危険な映画レビュー「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」が1冊の本に!

日本一危険な映画レビュー「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」が1冊の本に!

『皆殺し映画通信』(カンゼン/柳下毅一郎)

 やった! 日本一危険な映画レビューのWebマガジン「柳下毅一郎の皆殺し映画通信」がついに1冊の本になったぞ。

 柳下毅一郎はJ・G・バラードやR・A・ラファティなどの異色SF作家の翻訳を手掛ける“特殊翻訳家”である一方、辛口の映画評論家としても知られている。最も有名なのは『映画秘宝』(洋泉社)に連載された「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判」だろう。同じく映画評論家・町山智浩とコンビを組み、それぞれ“ガース柳下”“ウェイン町山”を名乗って、笑いと毒がたっぷりの映画漫才を繰り広げたことはもはや伝説。「『千と千尋の神隠し』? 10歳の少女がソープで働く話だろ?」「『ラストサムライ』はサムライが蛮族扱いの映画だぞ!」などなど、神をも恐れぬツッコミの数々でどれほど多くの映画業界人を震え上がらせたことか。

 その柳下が2012年より始めたのが「皆殺し映画通信」である。「ダメ映画を見つけたら映画館に行かずにはいられない」という柳下が日本映画を中心に鑑賞、トホホな内容の映画はレビューで斬りまくる、世にも恐ろ…

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注目の新刊 『トラウマ恋愛映画入門』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

注目の新刊 『トラウマ恋愛映画入門』 ダ・ヴィンチ2013年10月号

ヒッチコックはなぜ金髪美女を殺すのか(『めまい』)。オクテのオタク男はサセ子の過去を許せるか(『チェイシング・エイミー』)——。激しい愛、ヒドい愛、みにくい愛、恥ずかしい愛。そして素晴らしい愛。恋愛映画で描かれたさまざまな愛の形を、人気評論家が徹底解説。

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「童貞捨てろ」「僕はキモい」…あの洋楽の歌詞はこんな意味だった!

「童貞捨てろ」「僕はキモい」…あの洋楽の歌詞はこんな意味だった!

『本当はこんな歌』(町山智浩/アスキー・メディアワークス)

 英語はできないけれど、洋楽の歌にぐっときた……そんな経験が誰しも一度はあるはず。なかには、歌詞の意味はわからないのに、なぜか慰められたり、元気づけられるなど、“言葉の壁”を越えた気分になることもある。が、しかし、「なんとなくこんな感じだろう」と思い込んでいる歌の歌詞が、じつはとんでもないモノだった! ということもあるのだ。

 先月発売された町山智浩の『本当はこんな歌』(アスキー・メディアワークス)は、数々の洋楽の歌詞にまつわるインタビュー、伝記などを通して知った“本当の意味”を踏まえ歌詞を訳し直し、解説した1冊。ここには「そんな歌だったのかよ!」と衝撃を覚える歌詞がたくさん登場するのだ。

 たとえば、スティングが在籍したバンド、ポリスの代表曲のひとつ『見つめていたい』。1984年のグラミー賞では最優秀楽曲賞も受賞したミディアムテンポの楽曲で、英検3級・中学レベルの英語力で聴くと、恋人に「どんなときも君を見つめているよ」と囁く甘いラブソングのように思える。だが本書によれば、歌詞に何度も登場する…

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注目の新刊 『教科書に載ってないUSA語録』 ダ・ヴィンチ2012年12月号

注目の新刊 『教科書に載ってないUSA語録』 ダ・ヴィンチ2012年12月号

我が国でも新語や流行語が日々生まれているが、それはアメリカでも同じこと。「オバマケア」=オバマ大統領の医療改革、「フレネミー」=友達ぶった敵など、実に多様だ。現代アメリカを読み解き、クスッと笑える146フレーズを収録。『週刊文春』の人気連載を単行本化。

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町山智浩のシネマトーク 恋する映画

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作家
町山智浩
出版社
スモール出版
発売日
2021-04-17
ISBN
9784905158974
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