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いのちを守る 医療時代小説傑作選 (角川文庫)

いのちを守る 医療時代小説傑作選 (角川文庫)

いのちを守る 医療時代小説傑作選 (角川文庫)

作家
宇江佐真理
藤沢周平
藤原 緋沙子
山本一力
渡辺淳一
菊池 仁
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-24
ISBN
9784041110737
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いのちを守る 医療時代小説傑作選 (角川文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

菊池仁氏の編による医療時代小説アンソロジー5編。豪華な作家陣。読むと思い出す秀作揃い。(一力さんのみ未読💦)安心して読めるのが嬉しい。藤沢作家『女牢』は若い立花登にニンマリしつつ、獄囚・おしのが切なかった。

2021/04/23

のんちゃん

江戸時代の医師の物語5選。錚々たる時代小説家の面々のアンソロジー。宇江佐真理作品のみ既読。今回、自身も医師である渡辺淳一さんの作品が楽しみだった。江戸時代の天然痘の対策の話だったが、実在の医師の奮闘記であり、興味深く拝読。新型コロナウイルスの蔓延する今現在、全ての医療従事者の方々に敬意をもって、このアンソロジーを選んだ。

2021/04/29

山内正

母親が足を捻挫しおふくが手伝いに 六十近い親 藪と噂の医者が 患者や家族に嬉しそうに声を掛ける 女の子は父ちゃんお陀仏なんだろと そんな事言っちゃいけないよと 武士の仁川は脈を取り碁を打つ 仕事も何もしない一日は長い 足を引き摺り歩けるようになるが おふくに帰って良いと言わない あなた息子の嫁になる気ないかしらと聞く そんなつもりは無いが 仁川の容態が急変した おふくも屋敷へ向かった 脈をとってた玄桂がご臨終ですと一言告げ おふくは泣いている医者を 初めて見た

2021/04/21

山内正

検校の娘が急に悪くなったと籠を寄こし、腹の周りがおかしいと 娘の臍の上と下に灸をする 七日毎に行うと急変したと知らせに 違和感があるのは治りつつある反応 身体の毛が抜けてくれるんですか? すべすべになるんですか? だったら湯屋に行けるよね 付き添う母親は涙を流す 正午の鐘が鳴り抜け始め鳴り終わった時全て抜け落ちた お祝いをしないとと母親が 湯屋に連れてって 背中に灸を 痛みが続く すぐに吐息を漏らし気持ちいい 不意にオシッコオシッコと駆け込む 五歳の時の古傷が出て 直したら若い身体になれたと

2021/03/31

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