KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「岡野宏文」のレビュー・書評

宇宙の背後には秘密のコードがある、ある、ある、あるんだ!

宇宙の背後には秘密のコードがある、ある、ある、あるんだ!

「ダ・ヴィンチ・コード」でおなじみになった「暗号」「付合」「法則」という意味のコードという言葉。実はこのコードが人の手に芸術作品など意外に、生物の形や、人類史のの背景や、果ては宇宙の構造にまで、さまざまな形でひそんでいるというのだ。 たとえ…

もっと見る

かたくなに黙秘する2日間の行動に隠された感動の物語とは

かたくなに黙秘する2日間の行動に隠された感動の物語とは

容疑者に犯行の事実を認めさせ自供させることを、警察業界用語で「落とす」とか「落ちる」とかいいますよね。でこれが、ほぼ「落ちて」るんだけど、ある一部をどうしても黙秘してしまい全面自供に至らない事態を「半落ち」って呼ぶんだと、この小説ではじめ…

もっと見る

そういうことがあっていいのか! あまりにも仰天な出来事

そういうことがあっていいのか! あまりにも仰天な出来事

事実は小説よりもというけれど、たとえば電車の中などでけたたましくけったいな言動に走る人物にぶつかったりすることがよくあるはずだ。 わたしはかつて乗り込んでくるなり「はい、関係のない方ごめんなさいね。ご迷惑さんです」といきなり前説をカマしたあ…

もっと見る

神なき世界を幸福に生きるニーチェの力強い思想

神なき世界を幸福に生きるニーチェの力強い思想

わたしは「マンガで読破」シリーズのちょっとしたファンである。 よほど覚悟しなければおいそれと取りかかれないような剣呑な大著や、脳みそが蝶結びになりそうにむずかしい思想書やらを、滑らかな読みやすさと、わかりやすい言葉への言いかえで、誰でも入っ…

もっと見る

バカバカしいけど確かに知りたい! オイラこんな愚問を待っていた

バカバカしいけど確かに知りたい! オイラこんな愚問を待っていた

かの宮沢賢治のはてしもなく有名な作品「雨ニモマケズ」で、わたしは昔から不思議でならないことがあり、なぜ誰も指摘しないのだろう、それというのも、元気で頑張ろうというそのスピリットは大いに買うのであるが、それにしても一日玄米四合というのは食い…

もっと見る

浮かび上がるのは隠された人類の異端の歴史か 謎の古代文明のすべて

浮かび上がるのは隠された人類の異端の歴史か 謎の古代文明のすべて

怪しげなものが性懲りもなく好きなわたしがもちろん大好きなのはオーパーツである。大きな部品のことではない。「それはそこにあっちゃなるめえ」物体のことである。 たとえばナスカの地上絵。あれなんかもオーパーツの一種といっていいのではないか。 正確…

もっと見る

魂の救済を求めて経巡る地獄・煉獄・天国の旅

魂の救済を求めて経巡る地獄・煉獄・天国の旅

「神曲」の原タイトルは「La Divina Commedia」で、まあ「神的には、喜劇」みたいな感じでしょうか。 なんで喜劇かというと、14世紀当時高級な文学はラテン語で書かれていたんですね。ところがダンテは、魂の救済なんていうたいへんなテーマを持ったこの本を…

もっと見る

自動改札機から妊娠検査薬、電気椅子まで…人生には意外な「使用上のご注意」がある

自動改札機から妊娠検査薬、電気椅子まで…人生には意外な「使用上のご注意」がある

タイトルから直感的に連想する、あの電化製品やらなにやらのマニュアルの、最初んとこに書き並べてある「使用上の注意」には、まったく、噴飯ものである。 本書にも3カ所にわたってコラムで取り上げてあるそれらの注意事項には、たとえば、「使用中は絶対に…

もっと見る