AIの少女を演じた経験が、教えてくれたこととは――『アイの歌声を聴かせて』シオン役・土屋太鳳インタビュー
『アイの歌声を聴かせて』 10月29日(金)公開 (C)吉浦康裕・BNArts/アイ歌製作委員会
10月29日に公開されるアニメーション映画『アイの歌声を聴かせて』。AIの少女・シオンと、高校生たちの心の交流が爽やかな印象を残し、何度でも物語や劇中で流れる楽曲を反芻したくなるような、愛すべき作品である。本作でシオン役を演じ、彼女が歌う劇中歌4曲の歌唱を担当したのが、女優・土屋太鳳。収録に臨むにあたって自身の中に芽生えた思い、2016年に放送され声優としての演技に初めて挑戦したTVアニメ『僕だけがいない街』での経験、心を重ね合わせたシオンに伝えたいこと――『アイの歌声を聴かせて』の劇場公開を機に、幅広く話を聞かせてもらった。
アニメでは表情で伝えることができないので、声の情報量が大事
――『アイの歌声を聴かせて』、とても爽やかな余韻がある、素晴らしい映画になりましたね。
土屋:嬉しいです! ありがとうございます。
――今回の作品は劇場版のアニメーションで、お芝居だけでなく歌にも挑戦されるということで、強い気持ちを持って収録やレコーディングに臨まれたのではな…