※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年3月号からの転載です。 甚大な自然災害が起きると、そこには“亀裂”が生じる。東日本大震災後の宮城県を舞台にした『彷徨う者たち』…
文芸・カルチャー
PR2024/2/9
テレビに映し出される真新しい公営住宅や巨大防潮堤。東日本大震災後、それらを観て「復興は確かに進んでいる」と安堵した人は多いだろう。だが、再開発を進め、インフラ…
文芸・カルチャー
PR2024/1/26
「物語の世界に溺れたい」。そんな気分の日は、せっかくならば、とびきり面白い小説に触れたいものだ。そこで今回は、月額料金980円(税込)で200万冊以上の書籍が読み放…
文芸・カルチャー
2023/5/1
なにか事件が起きたとき、被害者宅に押し寄せるマスコミには非難の声が集まるけれど、加害者宅に対するそれはあまり聞かないな、ということに、小説『棘の家』(中山七里/…
文芸・カルチャー
2022/6/3
【PR】 2022年1月20日(木)に発売された中山七里氏の小説『鑑定人 氏家京太郎』。ベテラン作家が描く圧巻の“鑑定サスペンス”に、多くの読書家から好評の声が続出している…
文芸・カルチャー
PR2022/3/6
科捜研(科学捜査研究所)と言えば、事件・事故現場に残されたモノを科学的に鑑定する公的研究機関。ドラマなどを通して、その仕事ぶりを知る人も多いだろう。こうした科…
文芸・カルチャー
2022/1/29
【PR】 豪華キャスト陣で実写映画化され、大きな話題を呼んでいる小説『護られなかった者たちへ』。少し前に文庫版が発売されたこともあり、ここにきて再び読書家などの間…
文芸・カルチャー
PR2021/11/1
これは、けして他人事ではない“私たち”の物語だ。『護られなかった者たちへ』(中山七里/宝島社文庫)は、社会福祉制度に鋭く斬り込む社会派ミステリー。東日本大震災から…
文芸・カルチャー
2021/10/26
10月1日より公開中の映画『護られなかった者たちへ』。同作は、東日本大震災から10年目の宮城県仙台市を舞台にした社会派ミステリーだ。陰りを帯びた寡黙な青年・利根を演…
文芸・カルチャー
2021/9/5
デビュー10周年を迎えた2020年、12ヵ月連続で新作を刊行するという前代未聞の離れ業をやってのけた中山七里氏。フィナーレを飾る『境界線』(NHK出版)は、映画公開間近の…
文芸・カルチャー
2020/12/16
壁を1枚隔てた隣人は近いけれども、遠い存在。隣で暮らす人の素性や人柄をよく知らないという方は読者の中にも多いのではないだろうか。その隣人が、もし自分の知らない一…
文芸・カルチャー
2020/11/8
雑木林に埋められていた少年は、栄養失調状態で、しかも臓器が半分奪われていた――。中山七里さんの最新小説『カインの傲慢』(KADOKAWA)は貧困と臓器売買をテーマとした…
文芸・カルチャー
2020/5/29
時代は変われど、中島みゆきさんの歌の価値は変わらない 編集I ダ・ヴィンチでの中島みゆきさんの特集は、今回で3回目。前回は2010年11月号なので、約9年ぶりです。 1月8…
特集番外編2
2020/2/6
「金田一耕助」シリーズで有名な横溝正史ファンの人にうれしい知らせだ。絡み合う人間の欲望や奇怪な事件…横溝ワールドを彷彿とさせるミステリーが新しく登場した。 『人…
文芸・カルチャー
2019/12/9
人を殺めることはタブーだ。たとえ死刑であっても、その執行は慎重でなければいけない。日本中を震撼させた凶悪事件の首謀者ですら、確定から執行までには12年かかったと…
文芸・カルチャー
2019/11/9
2019年2月に発表した自身の写真集『夏川椎菜1st写真集 ぬけがら』をモチーフに切なくて爽やかな青春小説『ぬけがら』を書き下ろした声優の夏川椎菜さん。 『さよならドビ…
文芸・カルチャー
2019/10/24
中山七里原作のドラマ「連続殺人鬼カエル男」の主演が工藤阿須加に決定したことが明らかに。謎の殺人鬼を追い詰める若手刑事を演じるとあって、「あの強烈な物語をどう演…
エンタメ
2019/10/2
時間がたっぷりとあるGWは、なにかおもしろい本に触れたくもなるもの。そんな時は、王道のミステリー小説をじっくりと楽しみ、スリル感を満喫してみてはいかがだろうか? …
文芸・カルチャー
2019/4/27
“どんでん返しの帝王”という異名をもつ作家・中山七里。『さよならドビュッシー』『テミスの剣』など著作の実写化も多いのは、ラストで巧妙に仕掛けられた“裏切り”がいつ…
文芸・カルチャー
2018/9/28
昨年12月の見直しで、約7割の世帯で受給額が引き下げられることが決定し、あらためて議論の的となっている生活保護制度。人気作家・中山七里が1月23日に刊行した新作『護…
文芸・カルチャー
2018/1/31
中山七里の推理小説『テミスの剣』がTVドラマ化されることが分かり、この発表にファンから「めっちゃ観たい!」「原作が絶賛されてたから楽しみすぎる!!」と興奮の声が…
エンタメ
2017/8/21
株式会社ドワンゴが運営する日本最大級の書評サイト「読書メーター」と、株式会社KADOKAWAが発行する本とコミックの情報サイト「ダ・ヴィンチニュース」がコラボして開催…
文芸・カルチャー
2016/11/28
自分の才能が、河原の石ころ程度のものだと気づかされたのは、いつのことだったろう。幼い頃から「特別な存在だ」と言い聞かされて育ってきたというのに、才能ある人間の…
文芸・カルチャー
2016/5/23
安保法案、原発、沖縄基地など問題山積の安倍政権に、国民の関心が高まっている。しかし、各地でデモや集会が行われている一方で、投票率はどんどん下がっているのが現状…
新刊著者インタビュー
2015/9/5
やり手だが、高額な報酬を要求することで知られる悪徳弁護士・御子柴礼司。彼は夫殺しの容疑で懲役16年の判決を受けた主婦・亜季子の事件に興味を抱き、高裁から弁護人と…
2013/12/12
走行中の高速バスが防護柵に激突し、死傷者が出た。運転手は居眠りをしていて事故当時の記憶がないというのだが……(「赤い水」)。話題作『切り裂きジャックの告白』の犬…
2013/8/6
当代の人気作家4名のほのぼのとしたミステリーを収録したアンソロジー。恐妻家の男・兜の意外な姿を描いた「BEE」(伊坂幸太郎)、故郷の自然と想い出を守るために夏美が…
2012/6/6
「どんでん返しが止まらない! 怒濤のリーガル・サスペンス!!」という宣伝文句に誘われるかのように、ダウンロードしてみました、『贖罪の奏鳴曲』。 悪名高い辣腕弁護…
小説・エッセイ
2012/4/3
『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』 ●あらすじ● 気鋭の弁護士・御子柴礼司(みこしばれいじ)は、ある晩、記者の死体を遺棄する。冷静沈着に死体を始末し、翌朝いつもどおり事務…
今月のプラチナ本
2012/2/6
安楽椅子探偵ならぬ、車椅子探偵誕生! 香月玄太郎は下半身は不自由だが、口は達者で、頭脳はいつもフル回転の豪傑老富豪。ヘルパーのみち子を巻き込み、密室殺人や銀行強…
2011/12/6
レビュー
TVアニメ第2期決定・累計3300万部『薬屋のひとりごと』。最新15巻は医療ドラマと大人の愛憎劇が見どころ!
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「大切な人を想う気持ちに国は関係ない」台湾人作家が日本の子どもたちに読み聞かせた『ママはおそらのくもみたい』〈レポート&インタビュー〉
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20代前半の焦燥感、もがき続けたあの時間が詰まった青春小説。上手くいかない日々が綴られる『22歳の扉』
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レビュー
異能力×学園ファンタジー漫画『群青のストレンジャー』。見た目は人間…中身は狼、天使、人ならざる“亜人”の正体とは
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