読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

猫町

猫町

猫町

作家
萩原朔太郎
金井田英津子
出版社
平凡社
発売日
2021-05-21
ISBN
9784582838718
amazonで購入する

猫町 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

かりさ

いつもの道もいつもの景色も、ふと裏側の世界に迷い込むことがある──旅先で幻燈の中に導かれたその町は、どこもかしこも猫、猫、猫だらけ。それは夢か現か化かされたのか。その不思議な事象が夢ではないことを知っている。幻想と怪奇を読み視る美しさ。

2021/08/06

ベル@bell-zou

電車や車から眺めて通り過ぎるだけの近所の川辺。この五月の連休に退屈のあまり土手を散歩してみた。橋から臨む街の眺め。川面でウグイが跳ねる音。流れを滑るカモの親子。十数年もすぐ側にこんな景色があったなんて…なんてもったいないことをしてたんだろうか。さすがに迷って帰れない、なんてことにはならなかったけれど。非日常はスイッチを見落としているだけなのかも。復刻版が出たと知り何のためらいもなく購入♪[1997発行パロル舎版]https://bookmeter.com/reviews/84517290

2021/06/19

tosca

萩原朔太郎の「猫町」は既読だが、絵が入るとこうも印象に残るものだろうか。金井田英津子氏の挿絵が素晴らしい。以前に違う本で読んだ時には短い作品だしサラッと読んだ感じだったが、絵と併せてじっくり読むと、この「猫町」はヤバい。この時代にえ〜っ!と思うほど、ドラッグでハイになって幻覚をつぶやいていると思われる。実際に精神科医でもあった朔太郎は薬物や幻覚に並々ならぬ興味があったようだ。「阿片は道具が面倒だから注射や服用で済むコカインやモルヒネを使う」という文章、創作の一部と思ってたけど違うな、猫がいっぱい見える訳だ

2022/06/28

わんにゃん

最初の蝿の仕掛けが素敵だったし、48.49、58.59ページなんかのレイアウトも作風と上手くマッチしている。かなり良い本だった。宮沢賢治作品にも合いそうな絵かな。

2021/09/03

感想・レビューをもっと見る