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PLANETS vol.8

PLANETS vol.8

PLANETS vol.8

作家
宇野常寛
濱野智史
安藤美冬
猪子寿之
荻上チキ
開沼博
萱野稔人
國分功一郎
駒崎弘樹
鈴木謙介
速水健朗
福嶋亮大
藤村龍至
古市憲寿
水無田気流
吉田 徹
與那覇潤
尾原和啓
中川大地
出版社
第二次惑星開発委員会
発売日
2013-01-04
ISBN
9784905325031
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ジャンル

PLANETS vol.8 / 感想・レビュー

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白義

一般的に世界を形成していると見られている公式文化、二原論に支配される昼の世界に対して、夜の世界の可能性をその上部、下部構造両方から可能性を検討した企画が並ぶ。夜の世界とはサブカルや個室のネット文化などを緩く含んだ広い概念らしく、食べログやラインまで流行りの現象から今のライフスタイルを読みとき、それが社会を変える可能性を持つのではと話している。と同時に、ラインと世間のようにそれらの新たな潮流、情報技術が古くからあるものを改めて可視化させているようにも感じた

2013/01/26

yamikin

書店でめちゃ目立つんですよこの本。で、持ち歩こうとするとめっちゃ重い。宇野氏が入る対談は彼の思想が結論になりがちで(地理が文化を規定しなくなっている、とか)実は雑誌としてのプラットフォーム性が失われてるんじゃないか。それと「昼の世界」と「夜の世界」っていう図式はとてもわかりやすいけど、昼の世界を担う人たちからすれば「そんな分類してるからいつまでも『夜の世界』にいるんだよ」って突っ込まれそう。そもそも、昼の世界の多様性を見落としてる気がする。昼の世界と言ってもびっくりするくらい十人十色だったりするし

2013/08/05

きくまる

久しぶりに雑誌を完璧に通読。カタカナ語の多さに苦労し自分の無知さ加減に落ち込みながら、でも読む意欲は失せなかった。『夜の世界の住人』と自称する宇野さんが、思想・都市・文化・政治等々あらゆる分野の人との語り合う。どんだけ知識あるんだっ!対談は全員男性。インタビューに表紙の子含めて3名女性がいるだけ。なぜだろ。常に○○じゃダメというだけでなく、じゃあどうするかまで論ずる姿勢がすばらしい。自分が様々なこと考えてないことを思い知った…が、ちょっとまだついていけてないし理解してないしまた数回読みましょう。

2013/02/10

潮見

情報量が多すぎて感想らしい感想は書けないんだけれど。本誌に取り上げられるようなまだ評価の定まっていない現在進行形のものを語ることは、人に馬鹿にされたり黒歴史になるリスクが高い。なのでとりあえず過去のレジェンドを褒めたり「昔は良かった」と言っておけば安全なのだけれど、それはすごく詰まらないよね。宇野常寛さんはそこんところを逃げずに語ってくれるので、僕は今がとても面白い時代だと思えて純粋にわくわくする。

2012/12/30

誰パンダ

圧倒的座談会率!現状分析としてはそれなりに正しいし面白いと思うけど、宇野さんが目指しているような昼の世界の人々を巻き込むくらいの感染力とか希望を持たせるような内容は特になく、そうする為にはどうすればいいのかという事が延々と書かれている。やっぱり何か分かりやすくてデカい事をぶち上げないとダメなんじゃないすかね。AKB48はすごいと思うけど、それを応用して具体的に何をするのかまではいってないので、次号に期待ですかね。あと、食べログの研究は面白かった。

2013/10/28

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