堀北真希引退の“潔さ”にハッとした人続出! 一流か二流か…人生の引き際は、その人を試す――『引き際の美学』
『引き際の美学』(川北義則/朝日新聞出版)
先日、芸能界を引退した堀北真希。超のつくほどの国民的女優の突然の決断は世間を騒がせましたが、なにより印象深かったのは、これまでの女優としてのキャリアよりも「愛する家族との幸せな日々を守りたい」という、そのシンプルな引退理由。この“潔さ”には、ハッとさせられた人も多かったはず……。
彼女のように鮮烈な引退を魅せたときこそ“人生は、引き際が肝心だ”――この言葉の意味を教えてくれるのが『引き際の美学』(川北義則/朝日新聞出版)です。本書にちりばめられているエピソードをもとに、あらゆる“引き際”について考えてみては?
●「これからは、精一杯、さりげなく生きていきます」―伝説の歌手・山口百恵
21歳、人気絶頂で突如引退・結婚した歌手・山口百恵。ラストコンサートで最後の曲「さよならの向う側」を歌い終えると、ステージ上にマイクを置き去った…という引退劇はあまりにも有名です。「これからは、精一杯、さりげなく生きていきます」という名言の通り、その後は表舞台に一切姿を現していません。堀北真希も、この山口百恵の潔さには憧れて…