『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)は、84年生まれの男性ふたりによる批評ユニット・TVOD初の著作。沢田研二、ビートたけし、電気グルーヴ、バンプ・オブ・チキ…
文芸・カルチャー
2020/2/8
読者の方々は、「熟年世代の男性上司と若い女性部下」にどんな関係性を思い浮かべるだろうか。マンガであれば、破天荒な部下に振り回される上司のコメディや、有能な上司…
マンガ
2019/4/2
90年代とは不思議な時代だった。鬼畜系と呼ばれるジャンルが生まれ、多くのメディアが過激な特集を組むようになっていた。死体写真や特殊AV、ロリコン文化が普通にまかり…
文芸・カルチャー
2019/3/30
こんにちは。月刊『散歩の達人』編集長の土屋です。今月号の大特集は「中野・高円寺・阿佐ケ谷」。東京屈指のサブカルタウンとして、中央線らしさの象徴とされてきたこの…
エンタメ
2018/6/21
本を読みたい、買いたいと思ったとき、私たちがとる行動といえば、本屋に行く、ネットで探す、雑誌や書評サイト等でおすすめの本を探す……大体こんなところだろう。でもも…
文芸・カルチャー
2018/5/18
2018年4月17日(火)、大人のための実録私小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』が発売された。 著者の花田菜々子…
文芸・カルチャー
2018/4/30
弟から、高齢の母が元気なうちに介護しやすいようリフォームするために、実家に残してある私の私物を引き取ってほしいと連絡があり行ってみたら、アニメの下敷きなどの入…
社会
2018/4/25
みうらじゅんの芸術的センスにはいつも感服だ。僕はみうらじゅんが大好きだ。そして、みうらじゅんのことが好きな女の子は総じて魅力的でエロの深みがあるものだと勝手に…
エンタメ
2018/2/10
生まれてすぐに母親に捨てられた。幼少期は父の鉄拳制裁を受けながら、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。高校時代はクラス一の美少女に「君の笑った顔、虫の裏…
エンタメ
2018/1/20
現在ではマンガ研究本が多数出版されているが、それらをマンガで解説する本はこれまでほぼなかった。大塚英志の『まんがでわかるまんがの歴史』はマンガの歴史をマンガで…
マンガ
2018/1/6
パフェはたべものの天才。大人は温度を食べている。良いサンドイッチはミステリー。目次に並ぶ言葉だけで胃袋と好奇心が刺激される、最果タヒさんの最新エッセイ『もぐ∞』…
文芸・カルチャー
2017/11/25
日々、何も考えずに使う言葉でも、英語に訳せと言われると難しい。決まりきった表現なら覚えられても、いざ、英語で日常会話をしようと思うと、なかなか言葉が出てこない…
ビジネス
2017/6/20
ああ、我が家にも「 ドラえもん」がいてくれたら……。ピンチに直面した時、そんな考えが頭をよぎったことがある人は多いだろう。1969年から27年間連載され、作者逝去後もア…
エンタメ
2017/4/12
過去のきみは、きみの所有物ではない。十代の私のことを私は、一つも理解できていない。そう思っていなければあの頃の私があまりにかわいそうだ。懐かしさという言葉です…
文芸・カルチャー
2017/3/27
スクーターに乗るお坊さんに感じる違和感を「1St(スクーター)」とすると、「童顔なのに巨乳」の違和感は250St(スクーター)。「しんにょう」を綺麗に書きこなす器用さ…
エンタメ
2017/3/22
子供のころ、「いつか大人になったら、その楽しさが分かるんじゃないか」と思っていたものがある。 イカの塩辛や銀杏の美味しさとか、一人でゆったり温泉に浸かる楽しさと…
文芸・カルチャー
2016/10/6
ネット通販花盛りのこのご時世に何と、自宅近くに大型書店がオープンしました。もうね、通いまくってます。幸せです。夜遅くまで開いてるし、話題の雑貨も文房具も何でも…
文芸・カルチャー
2016/8/1
アニメの歴史を変えたといわれる『宇宙戦艦ヤマト』の本放送時、私はまだ2歳だった。見た記憶があるのは、再放送だったのだろう。続くアニメ史に残る『機動戦士ガンダム』…
社会
2016/6/2
本当は言いたいことがあるのに口にできない。誰もが抱える、そんなモヤモヤした感情をあけっぴろげに表現し、ネット上で話題を集めているイラストレーターがいる。原田ち…
マンガ
2016/5/12
他人に対して、意味もない劣等感を抱くことはありませんか?自分にはないモノを持っている人を見ると、憧れとともに生まれる、小さな嫉妬心…。『わたしはあの子と絶対ちが…
マンガ
2016/2/1
「ゆるキャラ」というネーミングとブームの生みの親であり、もらって困るお土産「いやげもの」の収集、街中の看板から般若心経の278文字を探す「アウトドア般若心経」、エ…
文芸・カルチャー
2016/1/27
ペンの書き味や、インクが出るかどうかの確認のため、文具店に設置されている「試し書き」の用紙。そこには面白い絵や、意味ありげなメッセージが書かれていることも多く…
文芸・カルチャー
2015/11/10
『奥田民生になりたいボーイ出会う男すべて狂わせるガール』(渋谷直角/扶桑社) 名の売れた人が何か事件を起こし、メディアで報道され、それに対して人々が意見する。本…
マンガ
2015/9/25
石油も水も尽きかけた世界。生き残りたいなら走り続けろ― 1985年に公開された「マッドマックス/サンダードーム」以来、30年ぶりに製作された「マッドマックス」シリーズの…
映画
2015/7/18
いま若い女性に爆発的な人気の「メンヘラチャン」。2013年、大学受験を控えていた江崎びす子が、現実逃避にTwitter上にらくがきを公開したことから注目されたキャラクター…
暮らし
2015/6/16
小説『仮面ライダー1971-1973』(KADOKAWA)でオールドライダーファンの胸を熱くさせた和智正喜、『ブギーポップ』(KADOKAWA)シリーズの装画担当・緒方剛志、フィギュア…
文芸・カルチャー
2015/6/1
『JR中央線の謎学』(ロム・インターナショナル/河出書房新社) 以前、地方出身の知り合いに言われたことがある。「東京に出たら、高円寺の近くに住むのが夢だった」と。…
社会
2015/4/18
『とんかつDJアゲ太郎』(小山ゆうじろう:著、イーピャオ:企画・原案/集英社) 渋谷のとんかつ店の3代目アゲ太郎は、人生の目的を見いだせないまま、家業のとんかつ店を…
マンガ
2015/3/30
『大森靖子写真集 変態少女』(金子山/スペースシャワーネットワーク) 今若者に人気のシンガーソングライターがいる。大森靖子(おおもりせいこ)、1987年9月18日生まれ…
音楽
2015/1/14
荒井悠介さん 時代とともに「ギャル」は異質なものではなくなっていく。そのカルチャーは、タテ、ヨコへと広がり、2008年のリーマンショック、2011年の東日本大震災の影響…
社会
2014/12/29
1
2
3
4
5
人気記事をもっとみる
レビュー
「半沢直樹」シリーズ 池井戸潤が「箱根駅伝」を描いたら?選手たちと、中継担当のテレビマンの苦闘と挑戦の物語
PR
インタビュー・対談
ミステリー作家・東川篤哉の新作は「トリックアイデアの在庫一掃セール」。オカルト要素を入れるのに苦戦したと語る、『博士はオカルトを信じない』発売記念インタビュー
PR
レビュー
パジャマパーティーや花札大会… 日常を楽しむマダムたちのハッピーなルームシェアライフ
レビュー
リサリサを主人公にした「ジョジョ」外伝小説。第2部「戦闘潮流」から35年後の世界を描く、〈スタンド〉の起源
PR
レビュー
『地球の歩き方』×『ムー』コラボ第2弾。縄文・古墳・UFO・妖怪・鬼…神秘と不思議の国“ニッポン”を旅する