「自分の身体について、説明してみて」 もしそんな質問を受けたら、あなたは何を思い浮かべるだろうか。妊娠や出産のことだろうか。セックスなど性行為にまつわることだろ…
文芸・カルチャー
PR2024/5/24
恋をすると周りが見えなくなると、多くの人は言う。しかし、周りは冷静なほど見えているのに、自分のことは見えなくなるケースもままある。一穂ミチ氏、窪美澄氏、綿矢り…
文芸・カルチャー
2024/3/27
これぞ温故知新。名作を改作した怪作。とびきり奇妙で、不気味で、ゾクゾクさせられるアンソロジーが誕生した。その名も『名著奇変』(柊サナカ・奥野じゅん・相川英輔・…
文芸・カルチャー
2023/6/15
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年3月号からの転載になります。 東大卒の作家が結集したユニークなミステリアンソロジー『東大に名探偵はいない』。「東大生ミステリ…
文芸・カルチャー
2023/2/7
筒状に縫い合わされただけの布が、これだけバラエティに富んだ世界を見せてくれるとは。 本書は『田村はまだか』『平場の月』(どちらも光文社)などで知られる朝倉かすみ…
文芸・カルチャー
2022/11/4
『ひきこもり図書館部屋から出られない人のための12の物語』(毎日新聞出版)は、カフカやゲーテの翻訳もある文学紹介者・頭木弘樹氏が編んだアンソロジーだ。主人公が特…
暮らし
2021/3/28
「その境界を越えてゆけ」。なんと美しく、力強い言葉だろうか。 KADOKAWAから配信されている電子書籍雑誌『カドブンノベル』の特集号を書籍化した『その境界を越えてゆけ…
文芸・カルチャー
2020/2/5
“一体書物を書いて売るといふ事は、私は出来るならしたくないと思ふ。売るとなると、多少慾が出て来て、評判を良くしたいとか、人気を取りたいとか云ふ考えが知らず知らず…
文芸・カルチャー
2019/12/17
旅先での読書は楽しいもの。しかし飛行機に乗りながらこの本を読むのは、あまりおすすめしない。『死んだら飛べる』(スティーヴン・キング、ベン・ヴィンセント:編、白…
文芸・カルチャー
2019/10/19
休日明けの朝、学校や仕事に行きたくないと思う人は多いだろう。会いたくない人がいる場合もあれば、特に理由はなく、なんとなく行きたくないと思うこともある。そんな憂…
文芸・カルチャー
2019/8/18
2019年4月4日(木)に、6人の女性作家が集結したアンソロジー集『リアルプリンセス』(ポプラ社)の文庫版が発売された。有名な童話を現代に置き換えた物語は、「それぞれ…
文芸・カルチャー
2019/4/13
「酒呑み」という言葉にはどこか郷愁を感じる。私自身、決して大酒飲みというわけではないが、酒のある時間は大好きだ。友人と一緒にワイワイと、また自宅で夕食後に一人…
暮らし
2019/3/30
夢や希望というのは、日々の道しるべとなりうる。しかし、本当に心が折れかけているとき、まぶし過ぎる言葉はかえってプレッシャーとなり、よけいにふさぎこんでしまうき…
文芸・カルチャー
2019/3/15
仲間、というのは友達よりも純度の高い関係である気がする。友達がすなわち仲間であることは多いが、仲間は必ずしも友達である必要はない。相手のことが気に喰わなくても…
文芸・カルチャー
2018/12/16
「背徳」。ううむ。これまた背中からゾクゾクさせてくれるような官能が匂い立つ昭和エロワードではないか。文字通り、徳に背き、自らの欲望に身を任せる。そのめくるめく…
文芸・カルチャー
2018/10/7
紙巻の煙の垂るる夜長かな——芥川龍之介 煙草のある人生は素敵だ。何せ文学との相性が抜群なのだ。小説と煙草、場合によっては、それに酒とセックスなどが加わる。これらは…
文芸・カルチャー
2018/4/23
人気作家たちが約2年の歳月をかけて完成させた全編書き下ろしの“リレーミステリーアンソロジー”『宮辻薬東宮』(講談社)が6月20日、発売された。 「みやつじやくとうぐう…
文芸・カルチャー
2017/6/22
「恋愛欲を刺激する」がテーマのコミックアンソロジー『楽園 Le Paradis(ル パラディ)』。毎号ご愛読感謝の意を込めて、「楽園祭2017」が2017年4月15日(土)にアニメイ…
マンガ
2017/2/17
谷崎潤一郎の生誕130年を記念して、『谷崎万華鏡 谷崎潤一郎マンガアンソロジー』(中央公論新社)が発売され、刊行記念トークイベントが11月18日(金)、東京・読売新聞…
文芸・カルチャー
2016/12/14
“日本のミステリーの父”と呼ばれる小説家の江戸川乱歩。2014年には同氏の誕生120年を記念して、オマージュ・アンソロジー『みんなの少年探偵団』が発売された。湊かなえ、…
文芸・カルチャー
2016/3/19
大人気ミステリー作家陣が、江戸川乱歩のオマージュに挑み大きな話題を呼んだ『みんなの少年探偵団』。待望の第2弾となる小説集『みんなの少年探偵団2』が、2016年3月11日…
文芸・カルチャー
2016/3/11
『怪獣文藝の逆襲』(編:東雅夫/KADOKAWA) ハリウッド版『GODZILLA』の公開、『パシフィック・リム』続編の製作決定、そして日本版『ゴジラ』復活のニュースと、怪獣ブー…
文芸・カルチャー
2015/5/2
このアンソロジーのタイトルになっている「壁ドン」とは、うるさい隣人に対しそのイライラを伝えるために壁をドンッと叩く行為のことではない。知らない間に「こっちの方…
アンソロジー
2015/1/26
「存在しない小説」だなんておっしゃいますが、収録されている六編の中短編、もちろん全部、著者が書いてるんでしょ? と思っていました。しかし、それらを“存在しない”も…
小説・エッセイ
2014/1/16
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