埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3 (講談社文芸文庫)
埴谷雄高文学論集 埴谷雄高評論選書3 (講談社文芸文庫) / 感想・レビュー
佐島楓
うーん、わからない。理解ができない。「死霊」もそうだけど、感性が特殊というか、何か超越しているので、わからない。テストの課題に設定されているので、大くくりにして何とか理解できるようにしておかないといけない。
2017/05/23
石ころ
わかるような、わからないような
2015/03/27
たんかともま
つまり、の部分だけ読むと全く意味がわからない。かなり抽象的、というより本人しかわかり得ない感覚や思想を説明しているためだろう。何と何が結び付いて、つまり、になったのかを線を引きつつ読まなければ要領は掴みにくい。最大のヒントになるのは題名で、観念の自己増殖などは本文より題名のほうがわかりやすい。小説を思考、精神の入れ物、実験場のように扱う彼の文学観はドストエフスキイなどを手本にしつつ『死霊』を書くに至る。あの作品を書く人間は文学をどう捉えているのか知るには避けては通れない書。また、夢についての考察も面白い。
2019/02/16
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- 出版社
- 河出書房新社
- 発売日
- 2018-06-05
- ISBN
- 9784309416144