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長い廊下がある家 新装版 (光文社文庫 あ 42-7)

長い廊下がある家 新装版 (光文社文庫 あ 42-7)

長い廊下がある家 新装版 (光文社文庫 あ 42-7)

作家
有栖川有栖
出版社
光文社
発売日
2023-08-09
ISBN
9784334100025
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【京極夏彦特集】寄稿&インタビュー「拝啓、京極夏彦様」/有栖川有栖さん

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年10月号からの転載です。

 京極夏彦とはどのような人物なのだろうか。それは京極ワールドを楽しむ私たちにとって、永遠の謎である――! 京極夏彦さんと共に作品を作り上げた方々、またご親交のある作家の皆さまに、京極さんとの思い出や京極作品の魅力について伺いました。今回は有栖川有栖さんです。

姑獲鳥の頃

 京極夏彦さん、作家デビュー三〇周年おめでとうございます。  早いものですね。衝撃的なデビュー当時のことはまだよく覚えています。講談社文芸第三出版部の宇山日出臣部長が、「新しい人のすごい作品が出るんです」とにやにやしながら話してくれた表情や声も含めて。ああいう時、編集者さんというのは実にうれしそうな顔をしますね。世界の深遠なる秘密を握っている気分になるのでしょうか。 『姑獲鳥の夏』初版の奥付には一九九四年九月五日とあります。講談社ノベルスは月初の発売で、九月の頭に書店に並んだのではないか、と思うのですが、それはさて措いて。  京極夏彦の広大にして底知れない作品世界についてあれこれ語る紙幅はないし、私が書くから面白いとい…

2023/9/14

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長い廊下がある家 新装版 (光文社文庫 あ 42-7) / 感想・レビュー

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ゆうじろう

作家アリスシリーズ19作目。全4編。 遂に念願のアリスが活躍する「天空の眼」は推理作家としての面目躍如で非常に新鮮だった。 表題作は中編ながら出色の出来映えで、仕掛けとトリックが秀逸でした。 最後「モンティ・ホール問題」をベースにした作品が出てきたのには驚いた。

2024/02/04

花嵐

★★★★☆ 再読。今回は新装版で。四編収録された作家アリスシリーズ短編集。短編集なのでどの話も短いわけだが、それでも作家アリスシリーズを味わうという点での魅力は損ねない一冊。特にお気に入りは「ロジカル・デスゲーム」なんだが、今回は「天空の眼」に注目して読んだ。いつもなら火村が解決する事件をこの話ではアリスが解決してしまうんだが、その顛末が滑稽でありながらもどこかほろ苦い。全体的に作家アリスシリーズの入門編としてオススメできる。

2024/02/10

まぁ

新装版も読んでみましたが、やはり算数も数学も苦手な人間なので確率論は説明されても文章だけだとちんぷんかんぷんなんですが、たとえ頭で理解できてもその状況になったら絶対冷静に対処できないと思いました。准教授すごい。相変わらずトリックを忘れてしまっているので新たな気持ちで楽しめました。

2024/05/02

きらら@SR道東民

安定感のある面白さでした。驚いたのは「ロジカル・デスゲーム」の中で、北海道の河東郡音更町が出てきたことです。音更(おとふけ)はまさに私が住んでいる町ですから。音更って、本当に素敵な響きですねって、褒めて頂けてちょっと、嬉しかったです。

2023/09/10

すずろ

最後の『ロジカル・デスゲーム』がSHERLOCKのStudy in pinkみたいでドキドキした!探偵が命懸けのゲームするのはいいよね。 『長い廊下のある家』は火村先生の茶目っ気がアリス先生に対して炸裂しててキャラ萌えオタクとしての私が歓喜してた笑 『天空の眼』については、いつも推理を外してるアリス先生が本当に事件を解いたってことをもう少し明確に描写して欲しかった笑 ちょっと不安…笑

2024/03/04

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