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島木赤彦/斎藤茂吉 (新学社近代浪漫派文庫 19)

島木赤彦/斎藤茂吉 (新学社近代浪漫派文庫 19)

島木赤彦/斎藤茂吉 (新学社近代浪漫派文庫 19)

作家
島木赤彦
斎藤茂吉
出版社
新学社
発売日
2006-05-01
ISBN
9784786800771
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島木赤彦/斎藤茂吉 (新学社近代浪漫派文庫 19) / 感想・レビュー

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ダイキ

「赤彦ほどの人物は、ゲーテ以降の世界文学史上に何人もないのである。しかし芭蕉が野ざらしから軽みへ入つた神の道については、赤彦の晩年に於てまだ現れなかつた。悲しいことである。まことにそれこそ近代日本の最大の悲劇の一つである。」〈明治の俳句/保田與重郎〉、「神が遠くから来られるといふことや、遠くの神を招くといふすべを、忘れた詩人は不幸である。彼(赤彦)はつひに最後的にいびつで、くらく、陰気である。詩は生れるもの、豊富な生産のものであるのに、かゝる人の詩は、堅く窮つてゐる。」〈文学的時務観/保田與重郎〉

2016/10/18

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