「なんて豪華な組み合わせなんだろう」 知念実希人の小説『仮面病棟』が坂口健太郎&永野芽郁の出演で映画化
『仮面病棟』(知念実希人/実業之日本社)
知念実希人の小説『仮面病棟』が、坂口健太郎主演で映画化されることが決定した。ヒロイン役は永野芽郁が演ずることも明らかになり、「なんて豪華な組み合わせなんだろう」「原作も役者も大好きだから本当に楽しみ」と歓喜の声が相次いでいる。 同作は、とある療養型病院を舞台にした物語。病院に突然現れたピエロ仮面の男が、自分が撃った少女・川崎瞳の治療を病院側に要求した。病院に勤める外科医・速水秀悟は、先輩の代わりに当直バイトを務めていたせいで事件に巻き込まれてしまう。しかし、瞳の治療をし病院からの脱出を試みるうちに、秀悟はやがて病院が隠していたある秘密に近づいていく――。 作者の知念は現役の医師としてはたらく傍ら、2011年に発表した『レゾンデートル』で「第4回 島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞した小説家。2014年に文庫書き下ろし作品として発表された『仮面病棟』では、閉ざされた病棟で繰り広げられる心理戦が描かれ、本格ミステリーと医療サスペンスの両面を併せ持つ作品として話題になった。 読者からは…