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往復書簡 限界から始まる

往復書簡 限界から始まる

往復書簡 限界から始まる

作家
上野千鶴子
鈴木涼美
出版社
幻冬舎
発売日
2021-07-07
ISBN
9784344038158
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往復書簡 限界から始まる / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【全力推薦!】この対談後に芥川賞候補になった鈴木涼美氏と上野千鶴子氏が、限界まできた男と女の構造を率直に語り合った往復書簡。「あとがきにかえて」の上野氏の、この記述が本書の最適な要約になるであろう。<タイトル案には、「男たちよ!」というのもありました。「男は信頼できるのか?」、帯に「セックスワークと引き換えに失った男への信頼。それでも対等な関係を求めて、闘いをあきらめない女たちへ、そして男たちへ」とか、「もう被害者にも加害者にもならない――構造と主体の隘路を駆け抜ける女たちへ」というのもありました>。⇒

2022/07/02

akihiko810/アカウント移行中

73歳のフェミニスト(上野)と38歳の元AV女優・現作家(鈴木)による「女の人生」を探る往復書簡。印象度B+  鈴木にはあんまり興味ないのだが、宮台と三人でブルセラJKと売春を総括する鼎談が面白かったので読んだ。人生の先輩である上野が迷える羊の鈴木の悩みを回答する、という感じ。 鈴木は母に「娼婦になるより詐欺師になる方が理解できるし支えられる」と言われたらしい。<娘ー母>はどういう形であれこじれるんだな、と思った。上野は昔「社会学の黒木香(AV女優)」と言われたらしい。

2022/03/24

venturingbeyond

言わずと知れた女性学の大家・上野先生と、修論が『AV女優の社会学』として公刊されて以来、各媒体で引っ張りだこのライター・鈴木涼美さんの往復書簡集。世代差なのか、人生経験の違いなのか、現代女性の日常に溢れる不条理と抑圧的な男性中心の社会構造をテーマに、2人の問題との向き合い方の違いがはっきりと見てとれる冒頭のやり取りから始まり、次第に問題点の整理や差別構造に対峙する際の姿勢に関する共通認識が確立していく後半部のやり取りへと、対話にドライヴかかかり、議論が深まっていく。

2021/10/27

過激な発言が飛び交うのではないかとビクビクしながら読み始めました。ですが、そんな心配は無用でした。話の内容は、性、恋愛、結婚、仕事、承認欲求、フェミニズムなど多岐にわたり、多くの女性たちが抱く悩みは、根っこの部分でつながっていると感じます。鈴木涼美が上野千鶴子に悩みを打ち明け、上野千鶴子が厳しいけれど愛のある返答をする、というスタイルがとても良かったです。普段は表に出さない苦しみや過去の話などを、おふたりが赤裸々に語られていたのが印象的でした。

2022/01/23

ズー

終始、苦い顔をしながら「わかる…」「だよね…」「なんでだろね…」「はぁ…」って感じ。その中でも「わかる」が圧倒的に多いんだけど、で どうしたらいいんだろね。先行きが見えない。それでもこの逞しい2人もそんな不安を抱えて、戦っているんだと思うと励まされるところも。ほんとなんなんだろね。あの人たち。

2021/10/01

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