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ときめかない日記

ときめかない日記

ときめかない日記

作家
能町みね子
出版社
幻冬舎
発売日
2012-05-25
ISBN
9784344021853
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ときめかない日記 / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

【ダメだよっ、そういう臆病さを乗り越えないと、このまま何も起きないんだから】能町さん、2012年刊の漫画。題名・絵柄・内容ともに好み。誰とも付き合わず、処女のまま26歳になってしまった主人公・山田めい子。親友の同棲や母親からのお見合い話に焦りだし――。【ソファーなう!!】冒頭早々のソファーが届いた描写が良かった。<ベッドなし、汚部屋で布団敷けず>や、<ベッドは買ったが、テーブルがないので食べ物を膝にのせて食べる>や、<鉢植えを買ってみたが、部屋が狭いからすぐ倒す>時代を経て、2人掛けソファーまで出世なう☆

2023/06/02

ダリヤ

めい子のきもちや考えや日常が、すごく距離の近いところにあって、わたしもときどき感じていたきもちとにかよっていて、親近感がわいた。生き方はさまざまで、そうでなきゃいけないものなんてないのに、それにはまらなければいけない窮屈さ。日常って、ときめかない出来事がほとんど。そうゆうリアルな空気をまとったこの作品、けっこう好み。

2013/05/14

KEIKO-I

能町先生エッセイではなくのコミック。最近は後追いでラジオも聞いている。いろいろ興味深い。昔チンコ付いていた人とは思えない。私より女子力高いと思います。そんな感じで、興味深いですが、共感できる部分は少なかったです。恋愛とは、あまり接点のない人生を歩んでいる所だけは同じですが、20代なんて、遊ぶことがいっぱいで、男がいなくても楽しくて、忙しかった記憶しかないですよ。

2015/07/02

けちゃ

きっとわからない。周りにたくさんの異性がいて、普通に恋愛をしてきた人なら、きっとわからないんだろうなぁ。自分が自分でいっぱいになって、その孤独でのたうちまわって、もがいてる。私の母校は中高と恋愛禁止だったけれど、その時代こそ人を好きになったり、人に優しくされる経験を積む必要があったんじゃないかなぁ。

2014/11/23

阿部義彦

能町さん漫画も達者なんですねー。くすぶってる女子の内実が手に取る様に描かれています。関係ないけど今の文学でNETの世界無しで描写する事って可能なのかしら?主人公は出合い系でたまたま中った人に救われますけど、実際はどうなんだろうか。まあ焦り気味の出口無し感は痛い程に出ていました。煙草の味はいかほどでしたかね?

2015/10/23

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