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「反緊縮! 」宣言

「反緊縮! 」宣言

「反緊縮! 」宣言

作家
松尾匡
池田香代子
井上智洋
梶谷 懐
岸政彦
西郷 南海子
朴 勝俊
宮崎哲弥
森永卓郎
ヤニス・バルファキス
プログレッシブ・インターナショナル
出版社
亜紀書房
発売日
2019-05-23
ISBN
9784750515892
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「反緊縮! 」宣言 / 感想・レビュー

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豊後読書会

息苦しい自己責任社会の救世主、れいわ新選組山本太郎の経済政策ブレーン松尾匡が、編集者なので読んでみた。歴史をみれば、松方デフレ、浜口金解禁をみても、庶民が犠牲になっている。それぞれの著者が優れた処方箋を提出している。気に入ったのは、次の記述である。「緊縮財政のしわ寄せを一番くってきたのは一般庶民と労働者。財政赤字というものが、人を殴る棒のようになった。財政のために人の暮らしがあるわけでなく、この転倒した社会をを元の形に戻すべき。日本では右派が反緊縮だが、欧米では逆。中国では緊縮財政は長続きしなかった。」

2019/11/07

トラ

全体的に良い本だと思いました。論者それぞれが今の日本社会の不寛容さに触れており、そうなったのは緊縮政策のせいだという主張が通底しています。何はともあれ緊縮はやめなくてはいけないのに参議院選挙では自民党は消費税を10%にするという……。どんなに絶望的でも諦めてはいけないのだと思いました。

2019/07/09

unterwelt

反緊縮とはどのような政策で何を目指すのかが分かりました。お金を教育や福祉、子育て、インフラに投資することで需要を作り出し、景気回復や雇用を生み、増税をしないものと理解。接客業をしていた時に「誰かがお金を使ってくれないと自分の使えるお金が増えない、もしくは減ってしまう」ということを痛感したので、この手の政策は実感として納得できる。そう、景気が悪いからお金は使わないようにしようとすると、ますますお金が減るんですよ! ただマネーサプライやマネタリーベースのところはきちんと勉強する必要があるなぁ。

2019/06/25

chiro

安倍政権に全く為す術のない野党にとってこの「反緊縮」こそが対立軸として対峙し得る戦略だと感じた。まさに欧州で台頭している左派ポピュリズムの理念であり、日本のリベラルを称している勢力の誤謬と感じた。この理念を現実とすべき活動も著者らが実施しており、この著作を通じてムーブメントが起こる事に期待したい。

2019/06/23

belalugosi6997

松尾氏の講演後、友人らしく輩が著者を囲んで談笑してました。驚くべき共通点、それは全員「貧乏臭い」のです。身なりを気にしないだけでなく、オーラまでが漂っていました。著書も右派の本には観られない悲壮感が節々に垣間見えます。再分配のためには、格差是正のためには成長が必要です。判っているのですが言葉変えSDGsと提唱しました。右とか左とかイデオロギー闘争は反緊縮が解決してくれるだろう。緊縮は心をも荒ませる。松尾氏、井上氏、森永氏、宮崎氏のは読み慣れているせいか入り易かった。朴勝俊氏の著書は今後読んでみたい。

2019/08/11

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