てのひら怪談 こっちへおいで (ポプラキミノベル あ 05-01)
「てのひら怪談 こっちへおいで (ポプラキミノベル あ 05-01)」のおすすめレビュー
「こっちへおいで」と恐怖に誘われる… 夏にピッタリの本格ホラー50編!『てのひら怪談 こっちへおいで』が話題!
『てのひら怪談 こっちへおいで』(著:黒川裕子、黒史郎、最東対地、澤村伊智、地図十行路、内藤了、にかいどう青、藤白圭、松原秀行、吉田悠軌、編:朝宮運河、絵:黎/ポプラ社)
2022年6月15日(水)、ポプラ社による小・中学生向け文庫レーベル「キミノベル」から、『てのひら怪談 こっちへおいで』が発売された。怪談好きの10人の書き手による本格的なホラーに、多くの反響が寄せられている。
同作は、黒川裕子、黒史郎、最東対地、澤村伊智、地図十行路、内藤了、にかいどう青、藤白圭、松原秀行、吉田悠軌といった、そうそうたる執筆陣が参加した最恐の競作集。800字以内で綴られた、こわい話、ふしぎな話、きみょうな話が50編収録されている。
“てのひらにおさまるほどの小さな小さな物語”ということで、宿題の前にひとつ、お風呂の前にひとつ、寝る前にひとつといった具合に気軽に読み進めていけるだろう。しかし油断してはならない…。『てのひら怪談 こっちへおいで』には幽霊や呪いの話、学校で起こった事件、これまで聞いたことのないような、変わった話もある。夏にピッタリな同書だが、もしか…
2022/7/1
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てのひら怪談 こっちへおいで (ポプラキミノベル あ 05-01) / 感想・レビュー
たまきら
最近さむ~い部屋にこもりっきりの娘に借りてみました。…読み終わったら自分の部屋に行かない!これは怖かったのかな?ぷぷぷ。最近すごく感じ悪いので、ちょっとスッキリした意地悪オカンなのでした、いひひ。
2023/01/06
らすかる
澤村伊智、黒史郎、内藤了、最東対地、結構名だたる顔ぶれの子供向け怪談短編集。魂の汚れた立派な大人からしたら怖さもなくサラッと読み終えてしまったけれど、子供の時に読んでたらどうだろう。怖くて1人でお風呂やトイレ行けなくなってたかも!怖い話が好きなお子様が身近にいたら勧めちゃう本 p■qω・´)
2022/09/02
マツユキ
あのホラー作家さんたちが児童書に?児童書ホラーっどんな感じ?ホラーも児童書も読むので、お得な一冊でした。さらっと読めますが、それぞれの持ち味があり、さすが。長編とも、実話怪談とも違う怖さで面白かったです。
2022/08/14
イカまりこ
新刊が出たそうなので前作から読む。澤村さん、内藤さんあたりはよく読む作家さんで期待してたが怖さとしては今一つ。黒史郎さんは怪談多く書かれてるだけあって怖いし面白いし意外性もあった。新しく発見して好きかもって思えたのは、黒川裕子さん。どのお話も異世界のベールを何枚もめくって誘い込まれるような読み心地。特に鬼隠しが好きだった。黄昏時の公園で一人遊ぶ子供を鬼が喰らう。しかし子供の一言で鬼と子供、どちらの運命も変わっていくお話。エモい。私、鬼好きだわ~って思った。黒川さんのホラー読みたい。
2023/01/24
キリ
作家さん10人による800字以内で書かれた怖い話や不思議な話をまとめた全50編の短編集。思っていたよりも怖くありませんでしたが面白かったです。50編中『手相のおばさん』『収穫祭』『山本くんとポプラの木』『波の音』『りんご飴』『夢に入ってもいい?』『鬼隠し』がお気に入りです。作家さんの中に『世にも奇妙な商品カタログ』の方もいて驚きました。
2022/08/08
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