KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

谷村志穂

職業・肩書き
作家
ふりがな
たにむら・しほ

「谷村志穂」のおすすめ記事・レビュー

“他人の死でしか、救えない命がある”――臓器移植法施行から20年、脳死移植という領域に踏み込んだ渾身作『移植医たち』。谷村志穂インタビュー

“他人の死でしか、救えない命がある”――臓器移植法施行から20年、脳死移植という領域に踏み込んだ渾身作『移植医たち』。谷村志穂インタビュー

「本当は伝えたかったんです。自分が受けた医療を」――かつて移植を受けた読者からの手紙にはそう書いてあったという。けれど、それを口にすることを阻む空気は、いまだにこの国を覆っている。 “他人の死でしか、救えない命がある”――脳死移植という領域に踏み込んだ本作からは、医師たちの並々ならぬ気概が伝わってくる。臓器移植法施行から20年が経った今、多くの人に読んでほしい一冊だ。

谷村志穂たにむら・しほ●1962年、北海道生まれ。90年、ノンフィクション『結婚しないかもしれない症候群』が支持を集め、91年、初の小説『アクアリウムの鯨』を発表。2003年『海猫』で島清恋愛文学賞を受賞。著作に『余命』『尋ね人』『いそぶえ』『ボルケイノ・ホテル』『大沼ワルツ』など多数。『ききりんご紀行』で17年青森りんご勲章受章。

いったん扉を開けたら絶対にあきらめない。そんな人々を、私は描きたかったのだと思います

“私はあなたのような医者に出会わなかったら、おそらく、移植になんか関心は持たなかった”――物語中盤で現れるその場面はクリスマスイブ。身体中に点滴をつながれ、B型肝炎からの…

全文を読む

注目の新刊 『尋ね人』 ダ・ヴィンチ2012年7月号

注目の新刊 『尋ね人』 ダ・ヴィンチ2012年7月号

昭和27年、突然姿を消し二度と会えなかった恋人。それから50年。末期ガンの母に代わって消えた男を探す娘は、いつしか母の思いに自分の恋を重ね始めていた――。北海道函館市を舞台に昭和と平成、二組の恋人たちの姿を描いた渾身の恋愛小説。

全文を読む

「谷村志穂」のおすすめ記事をもっと見る

「谷村志穂」のレビュー・書評をもっと見る

「谷村志穂」の本・小説

セバット・ソング (潮文庫)

セバット・ソング (潮文庫)

作家
谷村志穂
出版社
潮出版社
発売日
2022-11-05
ISBN
9784267023682
作品情報を見る
半逆光

半逆光

作家
谷村志穂
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-26
ISBN
9784041092804
作品情報を見る
にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

にゃんこ天国(ごきげん文藝): 猫のエッセイアンソロジー

作家
内田百閒
佐藤春夫
佐野洋子
保坂和志
村山由佳
吉本隆明
阿部昭
池波正太郎
石田孫太郎
伊丹十三
稲葉真弓
大佛次郎
角田光代
梶井基次郎
片山廣子
北村太郎
島尾敏雄
谷崎潤一郎
谷村志穂
徳大寺有恒
豊島与志雄
中勘助
夏目漱石
野上弥生子
野坂昭如
ハルノ宵子
町田康
宮沢賢治
村上春樹
群ようこ
森下典子
養老孟司
吉行理恵
出版社
河出書房新社
発売日
2018-09-19
ISBN
9784309027326
作品情報を見る
過怠

過怠

作家
谷村志穂
出版社
光文社
発売日
2022-10-19
ISBN
9784334914943
作品情報を見る
ごちそう山 (集英社文庫)

ごちそう山 (集英社文庫)

作家
谷村志穂
飛田和緒
出版社
集英社
発売日
2003-01-17
ISBN
9784087475340
作品情報を見る
LOVERS: 恋愛アンソロジ- (祥伝社文庫 ん 1-32)

LOVERS: 恋愛アンソロジ- (祥伝社文庫 ん 1-32)

作家
安達千夏
江國香織
川上弘美
倉本 由布
島村洋子
唯川恵
谷村志穂
横森理香
下川香苗
出版社
祥伝社
発売日
2003-09-10
ISBN
9784396331221
作品情報を見る
私らしく あの場所へ (講談社文庫)

私らしく あの場所へ (講談社文庫)

作家
角田光代
大道珠貴
谷村志穂
野中柊
有吉玉青
島本理生
出版社
講談社
発売日
2009-05-15
ISBN
9784062763585
作品情報を見る

「谷村志穂」人気の作品ランキングをもっと見る

「谷村志穂」の関連画像・写真

「谷村志穂」の関連画像・写真をもっと見る