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野坂昭如

職業・肩書き
作家
ふりがな
のさか・あきゆき

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1963年
『オモチャのチャチャチャ』第5回日本レコード大賞作詞賞
1968年
『プレイボーイの子守唄』第6回「婦人公論」読者賞
1968年
『火垂るの墓』『アメリカひじき』第58回,昭和42年度直木賞
1971年
『砂絵呪縛後日怪談』第4回小説現代ゴールデン読者賞
1985年
『我が闘争 こけつまろびつ闇を撃つ』第1回講談社エッセイ賞
1997年
『同心円』第31回吉川英治文学賞
2002年
『文壇』第30回泉鏡花文学賞

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「ひとつの時代が終わったという感じで淋しい」鬼才・野坂昭如氏の訃報に悲しみの声

「ひとつの時代が終わったという感じで淋しい」鬼才・野坂昭如氏の訃報に悲しみの声

 『火垂るの墓』で知られる作家・野坂昭如(のさか あきゆき)氏が、2015年12月9日(木)に心不全のため亡くなった。享年85歳。原作は読まずとも、アニメーション映画は日本中が観ており、このたびの野坂氏の訃報に悲しみに暮れている。  1930年に神奈川県鎌倉市で生まれ、産後間もなく母親を失い、神戸に養子に出された野坂氏。1945年、当時まだ15歳だった頃に起きた「神戸大空襲」により養父までも失い、さらに、疎開先では義妹までを亡くすという辛い経験をした。義妹が亡くなったことに対して、ずっと苦しみを感じていた野坂氏は、この体験を元に『火垂るの墓』を書き記し、罪を贖おうとしたという。  阿木由紀夫という名前で放送作家として活動していた一方、1963年に『エロ事師たち』で作家デビュー。1967年に『火垂るの墓』と、戦後の焼跡闇市を題材にした短編小説『アメリカひじき』で直木賞を受賞した。戦後の焼け跡の中でも、底抜けに明るい民衆達を描いた野坂氏の独特な作風や文体は、水上勉や松本清張ら審査員を唸らせ、“鬼才”とも呼ばれた。

その後も『戦争童話集』など、自身の体験…

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ネットで広まる「マッチ売りの少女=売春婦説」…実は明確な元ネタがあった!

ネットで広まる「マッチ売りの少女=売春婦説」…実は明確な元ネタがあった!

『マッチ売りの少女』(童話館出版)

年の瀬も押し迫った夜、小さな少女が一人、寒空の下でマッチを売っている。街ゆく人々は、彼女には目もくれずに通り過ぎて行く。少女は少しでも自分を暖めようと、マッチに火を付ける……。

と、あらすじの一部分を説明しただけでも、この話がアンデルセンの『マッチ売りの少女』(童話館出版)だと多くの人が分かるはずだ。広く知られている童話のうえ、ファンタジックかつ悲惨な内容でもあるため、今でもその解釈や、物語の裏に隠された意味をめぐってさまざまな議論がなされている。

なかでもネット上に多く出回っているのが、「マッチ売りの少女=売春婦」という説。ツイッターや2ちゃんねるで見つかった言葉をいくつか挙げてみよう。

・マッチ売りの少女の元は、売春婦。これ、マジ ・マッチ売りって売春の隠語か何かじゃないっけ? ・マッチ売りの少女って、マッチ燃えてる間だけセックスさせる売春少女の話じゃなかったん ・少女がなぜマッチを売っているのかと言うと、売春婦に対しての「いくら?(How much)」とマッチを掛けてるですよ

そのほかにも、「少女売春のことを示唆し…

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モノクロで撮られるとバレるよ【対談】北野武×荒木経惟

モノクロで撮られるとバレるよ【対談】北野武×荒木経惟

(撮影:野村佐紀子)

荒木経惟写真展「男 ―アラーキーの裸ノ顔―」

 雑誌『ダ・ヴィンチ』に掲載されている写真家・荒木経惟による連載「アラーキーの裸ノ顔」が連載200回を突破した。連載第1回はビートたけしこと北野武だった。最初の撮影は1997年2月25日。再びの撮影は2014年12月19日。『ダ・ヴィンチ』5月号では2人の対談を収録。時を経て、もう一度対峙したふたりが男の顔、男の人生について語り合った。

【北野】(これまでのファイルを一枚一枚見ながら)見てて飽きないのがすごいよね。普通は飽きるでしょ、顔だけだから。普通のグラビアは、それじゃ間が持たないからだんだん服を脱ぎだすんだけど、これはモノクロの顔だけなのに全然違うんだよ。えらく面白いんだよなあ。

【荒木】 連載が始まったのは17年前か。自分では最初に「写真は最後は男の顔だ」と思って始めたんですよ。さらせばいいってもんじゃないけど、男の顔っていうのは男の裸、人生なんだよね。だから『裸ノ顔』っていうんです。たまに勘違いしてすぐ脱ぐヤツもいるけど(笑)。

【北野】 うん。

【荒木】 これは野坂昭如さん。…

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ビートたけしの毒舌に学ぶこと 「うわべだけの正論よりよっぽどマシ」

ビートたけしの毒舌に学ぶこと 「うわべだけの正論よりよっぽどマシ」

『ヒンシュクの達人』(ビートたけし/小学館)

 口が悪いのに、好かれる人がいる。その典型が、ビートたけしではないだろうか。その著書『ヒンシュクの達人』(小学館)で、たけしは次のように語っている。

--------- みんな「たけしの毒舌はとんでもない」って言うけど、正直な話、これでも昔に比べりゃ、オイラも抑えてるほうだぜ。 ---------

--------- その多くはハタから見りゃ、大顰蹙モノの暴言ばかりに違いない。だけど、うわべだけのキレイゴトで取り繕った正論なんかに比べりゃ、よっぽどマシだよ。 ---------

 確かに、その通り。

 『オレたちひょうきん族』『スーパージョッキー』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』『痛快なりゆき番組 風雲! たけし城』と、出演する番組がことごとく大ヒット。お笑い芸人として全盛期を迎えていた30代のたけしは、今よりずっとキレッキレッで、天才ならではの近づき難さすら漂っていた。

 特にフライデー襲撃事件後、警察に釈放されたあとの記者会見は、いまだ伝説になっている。集まったマスコミ陣を射抜くような鋭い目。意識的な…

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「野坂昭如」の本・小説

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)

作家
野坂昭如
出版社
新潮社
発売日
1972-02-01
ISBN
9784101112039
作品情報を見る
「終戦日記」を読む (朝日文庫)

「終戦日記」を読む (朝日文庫)

作家
野坂昭如
出版社
朝日新聞出版
発売日
2010-07-07
ISBN
9784022616760
作品情報を見る
吾輩は猫が好き (中公文庫)

吾輩は猫が好き (中公文庫)

作家
野坂昭如
出版社
中央公論新社
発売日
2001-02
ISBN
9784122037878
作品情報を見る

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