人気イラストレーターloundrawによる初小説『イミテーションと極彩色のグレー』が、発売からわずか1週間で重版が決定しました。 これを記念して、本作『イミテーションと…
文芸・カルチャー
2019/3/8
物語の舞台は終戦直後。没落した上流家庭のかず子とその母は、東京の家を売って伊豆で暮らし始めた。貴族的で美しい母だが、最近は体調を崩しがちで寝たきりが続く。 そん…
文芸・カルチャー
2019/3/3
世の中にはありとあらゆる探偵がいるが、こんなにも可愛くこんなにも臆病な探偵は他にはいないだろう。鳩見すた氏著『なるほどフォカッチャ ハリネズミと謎解きたがりなパ…
文芸・カルチャー
2019/3/2
昨日の夕飯に、なにを食べたか思い出してみてほしい。肉だろうか?魚、それとも野菜?パンや米飯だけ?おそらくほとんどの人が、なんらかの形で動植物を口にしたことだろ…
文芸・カルチャー
2019/3/1
まもなく平成が終わる。昭和天皇の崩御によって昭和から平成へと時代が変わった時とは違い、今回は今上天皇が「生前退位」されることを受けての元号改定。「未知」の元号…
文芸・カルチャー
2019/2/28
日向夏による大人気シリーズ『薬屋のひとりごと』の最新刊となる第8巻が、2月28日(木)に発売された。 本作品は、小説投稿サイト『小説家になろう』で掲載された内容に大…
文芸・カルチャー
2019/2/28
思春期のピュアな恋愛感情を描いた作品集『私はあなたの瞳の林檎』(舞城王太郎/講談社)に続き、『されど私の可愛い檸檬』(舞城王太郎/講談社)が刊行された。この2冊に…
文芸・カルチャー
2019/2/26
主人公の「妻」は、もうすぐ4歳になる息子と暮らしていた。貧困のせいか、息子の発育は悪い。詩人で大酒飲みの夫は放蕩三昧で、めったに帰って来ない。しかし今夜に限り、…
文芸・カルチャー
2019/2/24
千葉県の野田市で起きた10歳女児死亡事件はSOSを出した子どもに救いの手が差し伸べられず、行政の対応にも厳しい批判が相次いだ。だが、これは氷山の一角だ。児童虐待事件…
文芸・カルチャー
2019/2/23
主人公の葉蔵は、東北の裕福な家庭に生まれた。周りの人間と同じ感覚を持てずに苦悩し、それゆえ彼は道化を演じることに徹して育った。女中や下男から大人の汚さを見せつ…
文芸・カルチャー
2019/2/17
羊飼いのメロスは純朴で正義感の強い青年である。彼は妹の結婚式を挙げるため、シラクスの町へ買い物にきた。すると、昔は賑やかだったシラクスはとても寂しく落ち込んで…
文芸・カルチャー
2019/2/11
人気イラストレーターloundrawによる初の小説『イミテーションと極彩色のグレー』が2月28日(木)に発売されることが決定した。 loundrawは大学在学中に商業デビューし、…
エンタメ
2019/2/5
東京都大田区の蒲田駅から外れた場所に、ある鮨屋がある。初音鮨だ。その人気ぶりはすさまじく、2019年はすでに予約でいっぱい。2020年の予約を2020年の初旬から受け付け…
暮らし
2019/2/5
今から約200年近く前に書かれた古典が、売れに売れている。 江戸時代後期の国学者・平田篤胤(あつたね)が文政年間に著した『仙境異聞』だ。これは天狗にさらわれ、この…
文芸・カルチャー
2019/2/1
“家族の条件”とはいったい何だろうか。1月31日に発売された直木賞作家・重松清の新作『木曜日の子ども』(KADOKAWA)は、そんなことをあらためて考えさせられる長編だ。 …
文芸・カルチャー
2019/1/31
2019年1月22日(火)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2019年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。 今年の「2019年本屋大賞」は全国の493書店、書店員623人の…
文芸・カルチャー
2019/1/22
「この世に騙される奴がいる限り、詐欺師が食いっぱぐれることはないだろう」――。本作『マネートラップ 三流詐欺師と謎の御曹司(メディアワークス文庫)』(木崎ちあき/K…
文芸・カルチャー
2019/1/21
第160回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は1月16日(水)、東京・築地の新喜楽で開かれ、「芥川賞」は上田岳弘の『ニムロッド』と町屋良平の『1…
文芸・カルチャー
2019/1/16
天下統一を目前に劇的な最期を迎えた戦国武将・織田信長。その生涯はこれまで数多のフィクションで描かれてきたが、垣根涼介氏は斬新な視点から織田信長という人物をとら…
文芸・カルチャー
2019/1/14
大谷亮平 2003年に韓国で出演したCMがきっかけとなり、韓国で数々の作品に出演。2016年4月より日本での活動を開始し、連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で一躍注目を…
文芸・カルチャー
2018/12/24
自分の私生活が荒んでいるからか、舞城王太郎さんの新刊『私はあなたの瞳の林檎』(講談社)のピュアさにひどくあてられてしまった。収録されている3編「私はあなたの瞳の…
文芸・カルチャー
2018/12/23
経営不振で大ピンチのサーカス団「インクレディブルサーカス」。かつて大勢いたメンバーも給料の未払いを理由に去ってゆき、今ではピエロの団長以下10人を残すのみ。それ…
文芸・カルチャー
2018/12/22
2018年12月1日(土)に、中島久枝が手がけるシリーズの第2段『湯島天神坂 お宿如月庵へようこそ 三日月の巻』が発売された。江戸時代の宿屋・如月庵で繰り広げられる人情…
文芸・カルチャー
2018/12/22
凶悪犯罪者の胸の内を「悪の心理学」で暴く新しいヒーローが誕生した。その名は、犬飼秀樹。青木杏樹氏著『ヘルハウンド犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(KADOKAWA)に…
文芸・カルチャー
2018/12/19
『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成される、輪廻転生をテーマにした物語。禁断の恋、右翼思想、官能的…
文芸・カルチャー
2018/12/17
『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成される、輪廻転生をテーマにした物語。禁断の恋、右翼思想、官能的…
文芸・カルチャー
2018/12/13
以心伝心。一心同体。そんな強い絆に結ばれた仲間がこの世界にひとりでもいれば、私たちはきっと残酷な運命も乗り越えていける。伊坂幸太郎氏の『フーガはユーガ』(実業…
文芸・カルチャー
2018/12/8
嘘をつくのは処世術。嘘をついて何が悪い。誰かを悲しませるようなものでないのならば、誰にも嘘だとバレないならば、いくら嘘をついたっていいだろう。 「わたしは編集者…
文芸・カルチャー
2018/12/7
公権力が企業と癒着していることなど、全国民が知っている。そして、メディアが過剰に新興企業や実業家をはやしたて、称賛するのも今に始まったことではない。そして、散…
文芸・カルチャー
2018/12/5
あなたは、「水曜日郵便局」をご存じですか。それは、水曜日の出来事を手紙に書いて送ると、後日、別の誰かが書いた水曜日の手紙が自分宛てに送られてくるというプロジェ…
文芸・カルチャー
2018/12/5
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