公権力が企業と癒着していることなど、全国民が知っている。そして、メディアが過剰に新興企業や実業家をはやしたて、称賛するのも今に始まったことではない。そして、散…
文芸・カルチャー
2018/12/5
あなたは、「水曜日郵便局」をご存じですか。それは、水曜日の出来事を手紙に書いて送ると、後日、別の誰かが書いた水曜日の手紙が自分宛てに送られてくるというプロジェ…
文芸・カルチャー
2018/12/5
『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成される、輪廻転生をテーマにした物語。禁断の恋、右翼思想、官能的…
文芸・カルチャー
2018/12/2
『豊饒の海』は三島由紀夫生涯最後の長編大作。「春の雪」「奔馬」「暁の寺」「天人五衰」の全4巻で構成される、輪廻転生をテーマにした物語。禁断の恋、右翼思想、官能的…
文芸・カルチャー
2018/11/28
長年愛されている人気作「よろず占い処陰陽屋」シリーズ最新刊が発売された。『よろず占い処陰陽屋秋の狐まつり』(天野頌子/ポプラ社)は、シリーズ11巻目となる。 本作…
文芸・カルチャー
2018/11/26
愛は期せずしてすれ違いを生む。なぜ私たちは、誰かのことを思えば思うほど、空回りしてしまうのだろう。だが、いくらすれ違ったとしても、本当に大切な相手ならば、決し…
文芸・カルチャー
2018/11/22
11月も半ばを過ぎ、街はクリスマスに向けて動いている。キラキラと輝くイルミネーションが飾られ、ケーキやチキンの予約のポスターが貼られ、「クリスマスプレゼントは何…
文芸・カルチャー
2018/11/22
小説を好んで読む人間ならば、ひとりくらいは自分の中に特別な作家の名前が刻まれているだろう。自分の感性にぴたりと寄り添い、心地よいリズムで紡がれる小説は、読者に…
文芸・カルチャー
2018/11/21
作家の書く小説の裏にいる、「文芸編集者」という縁の下の力持ちの存在を聞いたことがあるかもしれません。彼らは一体、どんな役割を果たしているのか?その知られざる文…
文芸・カルチャー
2018/11/21
「若い歌人の歌集を出したい」という思いによってスタートした書肆侃侃房の新鋭短歌シリーズから、北海道在住の女子大生、初谷むいが自身初となる歌集を刊行しました。 淡…
文芸・カルチャー
2018/11/20
『この世界に i をこめて』 (佐野徹夜/KADOKAWA) 新人作家・佐野徹夜の勢いが止まらない。第23回電撃小説大賞で〈大賞〉を受賞したデビュー作『君は月夜に光り輝く』(…
文芸・カルチャー
2018/11/17
魂が引き寄せられ、結ばれる。そんな美しくも麗しい瞬間をあなたは体感したことがあるだろうか。思い出すだけで全身が揺さぶられる運命の恋。そんな恋を経験してきた2人の…
文芸・カルチャー
2018/11/14
生まれつき肌が白く病弱な“私”は、祖母に溺愛され、女の子のように育てられた。幼少期、汚れた青年の下半身の膨らみを見て、また、彼の仕事を想像し、「私が彼になりたい…
文芸・カルチャー
2018/11/11
2020年のオリンピックまで2年を切り、今、東京は変革の真っ只中にある。五輪関連施設の建設が急ピッチで進むだけでなく、JR山手線の品川新駅(仮称)の暫定開業をはじめ都…
文芸・カルチャー
2018/10/29
「どこか知らないところ、遠いところに行ってみたいなあ…」 なにか不満があるわけではなくても、ふとそんな気持ちになることはあるだろう。物理的な移動でなくてもいい、…
文芸・カルチャー
2018/10/27
日本史の学習は、ただ年表とにらめっこしているだけでは始まらない。筆者は大学受験に向けて勉強をしているとき、当時の先生に「“流れ”を理解しろ」と口を酸っぱくして言…
文芸・カルチャー
2018/10/27
間違いなく日本文学史上最も優れた作家のひとりである芥川龍之介。「芥川賞」の注目度が高いこともあり、あまり純文学を読まない人でもその名前は知っていることだろう。 …
文芸・カルチャー
2018/10/24
どこか遠くへ行ってしまえたらいいのにと、思春期などとっくに過ぎた今でも考える。もしかすると本を読む人は、似たような気持ちになることがあるかもしれない。ここでは…
文芸・カルチャー
2018/10/22
親譲りの財産で生活を送る妻子持ちの文筆家・島村が、雪国の温泉旅館に通い、駒子という芸者との関係を深める様子を直接的に書かず(比喩や背景描写でそれを匂わせつつ)…
文芸・カルチャー
2018/10/22
殺人事件が起こった。――犯人は誰なのか。本来なら、それを追及するのが推理小説の楽しみであり、目的だろう。だが、『ユージニア』(恩田陸/KADOKAWA)にとって、それはあ…
文芸・カルチャー
2018/10/18
藤井聡太7段がプロ入りした当時「14歳にしては将棋強いね」なんて誰も言わなかった。14歳だろうが20歳だろうが60歳だろうが、強いものは強い。結果に対して年齢を引き合い…
文芸・カルチャー
2018/10/17
『麦の海に沈む果実』(恩田陸/講談社)は、不思議な世界観に夢中になる読者が多く、長きにわたって読み継がれている名作の一つである。 恩田陸作品には『夜のピクニック…
文芸・カルチャー
2018/10/16
藪の中で起こった殺人事件に関して、尋問を受けた7人の証言を並べた話。それぞれの証言は微妙に食い違い、真相はますます見えなくなっていく。「藪の中」という言葉の語源…
文芸・カルチャー
2018/10/15
正義が怖い、と先日放送された『ボクらの時代』で有働由美子さんは言った。NHKのキャスターとして世間の倫理や善悪に直面し続けた彼女の口から発せられたその言葉はひどく…
文芸・カルチャー
2018/10/14
1996年にフジテレビで『めちゃ×2イケてるッ!』が放送開始したのはある意味で象徴的な出来事だった。なぜならば、90年代に思春期を送っていた中学生男子の価値観では、「…
文芸・カルチャー
2018/10/13
長年連れ添った夫が不倫して「はいそうですか」とすぐに離婚できる妻は一体どのくらいいるのだろうか?少なくとも筆者は無理だ。きっと様々な感情が交錯するだろうし、周…
文芸・カルチャー
2018/10/13
平安時代の伝説的な画師、良秀(よしひで)の話。天下一の腕前として、彼は大殿様から気に入られていた。その一方で彼は猿のように醜い容姿の老人で、傲慢で変わった性格…
文芸・カルチャー
2018/10/1
遊んで暮らせる時代がやってくる――。実業家の堀江貴文氏は、『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文・落合陽一/SBクリエイティブ)にて、こう断言している。どういうことかという…
文芸・カルチャー
2018/9/29
年に1度のKADOKAWA電子書籍大感謝祭、「ニコニコカドカワ祭り2018」が今年も開催!2018年9月28日(金)より19もの電子書籍ストアにてスタートした。 KADOKAWAの人気作品、…
エンタメ
2018/9/28
到達不能極――。それは、陸のなかで最も海から遠い点、あるいは海のなかで陸から最も遠い点のことである。“不能”といっても本当にたどり着けないわけではないのだが、私た…
文芸・カルチャー
2018/9/26
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