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今日も寄席に行きたくなって

今日も寄席に行きたくなって

今日も寄席に行きたくなって

作家
南沢奈央
黒田硫黄
出版社
新潮社
発売日
2023-11-01
ISBN
9784103553311
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ジャンル

今日も寄席に行きたくなって / 感想・レビュー

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J D

 南沢奈央さんが落語にハマったきっかけは佐藤多佳子「しゃべれどもしゃべれども」。私が落語に興味を持ったのは立川談春さんの修業時代を描いた「赤めだか」との出会いから。著者の南沢奈央さんの落語に対する造詣の深さに引き込まれて行く。落語を通してお芝居を考えたりして、そこから、こんな細かいことにも気を配り役を演じているのかと感じ入ることしきり。また、読み返したい!そんな本でした。

2024/03/23

道楽モン

たいへん申し訳ない事であるが、筆者に関してまったく知らなかった。女優さんなのかー。で、寄席についてのエッセイということではあるが、まーったく期待しないで読んだのです。ところがどっこい大当たり!落語への愛情に溢れ、しかも知識と理解度が半端ない。おみそれいたしました。ごめんなさい。落語に関してこんなに魅力的に語られると、読んでいる方も楽しいです。しかも高座デビュー?市馬会長の弟子?談春師匠の指導? 素晴らしい。『厩火事』の演出に関して、市馬、談春のアプローチがまったく異なっているのが興味深い。嬉しい大穴本。

2024/02/29

mame

落語の話がさらっと。寄席に行きたくなる!

2024/02/29

funkypunkyempty

★★★★☆ 本当に落語が好きなんだなぁと、文章の端々から伝わってくる。これから落語の扉を開く人にも読みやすい内容。良かったです!

2023/11/19

rou

著者の経験と落語を結びつけた気軽なエッセイ…と思って読み進めていくと、落語に対する愛情の深さと、魅力を伝えるわかりやすい文章に驚かされます。著者が高座で落語を披露する際に、稽古をつけてくれた師匠から受けたアドバイスで落語は等身大でやる。という言葉がありました。同じ演目でも落語家によって違いが出るのは、落語家がいかにその演目と向き合った結果なのだということに落語の奥深さを感じました。寄席の楽しさが伝わってきて、寄席に行ってみたくなるエッセイでした。

2024/03/09

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