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春色梅児誉美 (河出文庫 し 20-2)

春色梅児誉美 (河出文庫 し 20-2)

春色梅児誉美 (河出文庫 し 20-2)

作家
島本理生
出版社
河出書房新社
発売日
2024-02-06
ISBN
9784309420837
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春色梅児誉美 (河出文庫 し 20-2) / 感想・レビュー

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さてさて

米八の丹次郎への思い、一方で米八の存在を気に病む お長の思いが”三角関係”として描かれていくお江戸のベストセラー”人情本”の現代語訳であるこの作品。そこには現代のベストセラー作家である島本さんだからこそ描くことのできた現代の「春色梅児誉美」の姿がありました。カジュアル訳に徹した島本さんの読みやすい筆致に驚くこの作品。物語に浮かび上がる200年前の恋模様に人の心の有り様が何も変わらないことにも気付くこの作品。200年前のお江戸の人々の気持ちに少しだけ近づいたような読後感、とてもよくできた作品だと思いました。

2024/04/18

マッケンジー

初読みの作家さん。江戸時代のベストセラー本の新訳版。しっかり者の芸者と置屋の一人娘、そして二人に愛されている美形の丹次郎を軸に繰り広げられる人間模様。今で言う恋愛エンターテイメント作品。令和の今も楽しめる作品だけど、頼りない丹次郎のどこがいいのか理解に苦しむ。

2024/02/17

Rei

甲斐性のない色男を愛する2人の女の話。人がいいって言う男がよく見えることってあるよね…。

2024/02/24

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