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川に死体のある風景 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ん 5-1)

川に死体のある風景 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ん 5-1)

川に死体のある風景 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ん 5-1)

作家
大倉崇裕
有栖川有栖
歌野晶午
佳多山大地
黒田研二
綾辻行人
出版社
東京創元社
発売日
2010-03-24
ISBN
9784488400545
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川に死体のある風景 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ん 5-1) / 感想・レビュー

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KAZOO

6人の作家による、推理小説のアンソロジーです。歌野さん、綾辻さん、有栖川さんは他の作品で知っていましたが、ほかの作家の方は知りませんでした。川に死体がある風景ということでの一題話のような感じで、それぞれの力量がわかるような感じの作品集でした。これくらいの長さだとあまり差が出ないのかもしれません。私は結構楽しめました。

2015/11/09

aquamarine

川に死体のある風景をまず表現してストーリーが進むアンソロジー。どの作家さんも安定の上手さです。佳多山さんだけはこれはシリーズの中の一編目?ちょっと置いてきぼりを食らった感はあります。大倉さんはちゃんと最初に川に死体の風景を表現していますが山岳ミステリなので確かに山に死体のある風景でもありますね。「白虹」は読んでいますが山岳ミステリも本当に上手いのを再認識し「聖域」も読みたいと思いました。歌野さん、黒田さんの作品が本格好きとしては特に好みです。綾辻さんの書かれなかった幻のミステリも読んでみたかったです。

2015/05/06

オーウェン

川と死体を出す題材にして6名の作家が創作したミステリ。 歌野晶午を始め、有栖川や綾辻など名だたる作家が名を連ねている。 1つ目は「玉川上死」高校生のいたずらから始まる殺人の謎。 2つ目は「水底の連鎖」川に落ちた3台の車の事故の真相。 3つ目は「捜索者」山で謎の死を遂げた男は事故か殺人か。 4つ目は「悪霊憑き」幽霊が死体の手助けをする推理。 5つ目は「桜川のオフィーリア」江神二郎シリーズの番外。 短編とは思えないほど面白い作品だが、こういう企画物では珍しいクオリティ。 別の企画でも実現してほしい題材だ。

2022/09/10

takaC

『江神二郎の洞察』早く文庫にならないかなあ、なんてことを思ってみたり。未収録のEMCシリーズ二篇(三篇?)の収録&刊行が先でも良いけど。ん?何の話だ?

2015/04/06

へくとぱすかる

歌野さん、黒田さんの作品が、論理中心で読みごたえあり、でした。またテーマに沿った期待通りの作品です。そこからは変化球になって、山の作品(確かに「沢」も、川にはちがいないが)があったり、綾辻作品のように、謎解きがあっても、ホラーの要素が大きかったり。とにかく、ヴァリエーションの豊かさが楽しめました。

2014/06/13

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