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ナラタージュ

ナラタージュ

ナラタージュ

作家
島本理生
出版社
角川書店
発売日
2005-02-28
ISBN
9784048735902
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松本潤×有村架純 映画「ナラタージュ」の主題歌入り予告に反響! 行定勲監督が探し求め辿り着いた“時を止める歌声”は現役女子高生

 映画「ナラタージュ」の主題歌入り予告編が公開され、RADWIMPS・野田洋次郎が手掛ける楽曲が解禁された。謎に包まれたアーティスト・adieuの歌声には、「ピュアで透明感のある声なのに、ちょっぴり切なくも聞こえて素敵」と感動の声が上がっている。

 映画の原作は、2006年版「この恋愛小説がすごい!」で1位に輝いた島本理生の同名小説。高校教師・葉山貴司(松本潤)と元教え子・工藤泉(有村架純)が決して許されない恋に落ちていくラブストーリーで、松本、有村のほかに坂口健太郎、瀬戸康史、市川実日子、大西礼芳といった実力派のキャストが集結し、作品の世界観を深めていく。

 主題歌については、野田が作詞作曲を手掛けること、“adieu”というアーティストが担当することのみが公開されていたのだが、今回の予告編と共にadieuの正体が17歳の現役高校生であることが明らかに。主題歌には映画と同じ「ナラタージュ」というタイトルがつけられ、野田と新進気鋭のプロデュースチーム・Tokyo Recordingsのタッグで製作された。

 楽曲を聞いた人からは「adieuって女の子だ…

2017/8/30

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ナラタージュ / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

再読。 葉山先生はずるい。 泉のことが好きなのに。 辛い。 お互いに好きでも、一緒になれないことって、あるのだなぁと思った。 恋愛の苦しさとか、複雑な感情とか、人には説明できない程の想いとか。 そういう島本理生さんの描写が好き。

2021/05/17

優愛

「また、ほかの誰かをこの人しかいないと信じて好きになる」好きよりはもっと深い感情の行き場を知らない、泉と葉山先生。心とは裏腹に鮮明になる思いに正直になる泉に対して葉山先生はずるい。君に傍にいてほしかったなんてたくさんの甘い言葉で引き留めて応えてはくれないのだから。最後に抱き合った二人が見たのはお互いの存在しない、別の誰かがいる幸せな未来。それを願いつつも「お願いだから私を壊して」そう思ってしまう泉はきっとまた恋をする度に優しすぎた葉山先生を思い出すんだろう。愛してるを愛してたって一人になるのが一番苦しい。

2014/12/02

げんちゃん

島本理生さん2作目。私も主人公の泉みたいに先生の事が今好きだからなんか少し共感出来る部分がありました。なんかこう言う事言っちゃいけないけれど主人公は葉山先生みたいな感じの雰囲気と言いますか自分だけの特別感みたいな2人の仲の良さに羨ましさを感じてしまいました。でも葉山先生と泉のその後の関係は読んでもらえば分かりますが、最後のシーンで2人は一生心に残る痛みみたいなのを抱えてしまってそれが読んでいて切なかったです。もしも泉と葉山先生のような感じになってしまったら絶対先生にはそのような切ない思いにさせたくないです

2020/02/22

mocha

こんなに直球の恋愛ものを読んだのは久しぶり。好きな人の一挙一動に揺れる二十歳の心をひりひりする思いで見守った。先生の優しさに甘えやずるさも感じてしまう。そして、プライドと嫉妬で歪んでいく男性が哀しい。言葉やリズムにわずかも引っかかるところがなくて、文字を追ってることを忘れてしまうほど心地良い文章だった。

2017/12/14

おくちゃん🌸柳緑花紅

社会人になった主人公からあの特別な日々と特別な人との特別な思い出を文章で聞かせてもらった。なんて清潔で美しい文章、言葉選びの抜群のセンス、胸に迫るフレーズ、究極の愛、私はストーリーよりもこのストーリーを書き上げた島本理生さんという作家に心を鷲掴みにされた。

2017/08/08

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