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ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー (星海社FICTIONS)

ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー (星海社FICTIONS)

ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー (星海社FICTIONS)

作家
乙一
佐藤友哉
柴田勝家
法月綸太郎
日向 夏
渡辺浩弐
出版社
星海社
発売日
2020-09-17
ISBN
9784065209141
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ステイホームの密室殺人 2 コロナ時代のミステリー小説アンソロジー (星海社FICTIONS) / 感想・レビュー

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ゼロ

ステイホーム密室殺人のテーマで、太田さんが作家に執筆を求め、6人の作家の短編をまとめたものです。乙一さんの「ステイホーム殺人事件」は、短編ながらもコロナ禍である状況をミステリに落とし込んでいた。リモートをしているからこそのオチがあったり、コロナだからこその苦しみもあり、見事でした。次に佐藤友哉さんの「潔癖の密室」は、コロナ後の未来を描いています。ミステリとしては、王道でした。コロナを突き詰め、潔癖症になった一家に起きる悲劇。なかなか面白かったです。他にも作家性のある作品があり、楽しむことができました。

2020/12/13

yukision

コロナ禍での密室殺人アンソロジー第二弾。コロナ真っ只中の世界だけでなく,コロナで変貌した近未来を描いた作品もあり興味深い。中でも意外な展開と軽快な文体の「迷惑な殺人者」が良かった。

2022/02/15

aquamarine

好みの作家さん目当てで手に取ったが、どうしてもステイホームとなるとリモートが主体になり、実生活と重なって読むのがどんどん辛くなってしまった。そんな中で、初読の日向さん「迷惑な殺人者」は綺麗なミステリで好みだった。一番の目当ての法月さん「題名のない朗読会(抄)」は置いていかれて実は3度も読んだ。自分でそれなりに解釈した後、あとがきから彼がどんな状況だったかを知り、涙が出た。こんな異常事態では誰もがきっと今までと同じではいられない。あの時は大変だったね、と笑い話のように振り返られる日が一日も早く来ますように。

2020/10/29

さっこ

シリーズ第2弾。初読みの作家さんが三人いて期待して読みました。総じて面白かったです。乙一さんの作品が切なかったな。日向夏さんの作品も面白かった。バラエティに富んだ作品集。法月さんは...よく分からなかった。

2021/09/25

ごみごみ

前作同様、ステイホームをテーマにした殺人事件が6編。切ないラストが印象的な乙一さんの「ステイホーム殺人事件」美しいメイド探偵が活躍する柴田勝家さんの「すていほぉ〜む殺人事件」近未来にありそうな不思議な時空間を描いた渡辺浩弐さんの「末恐ろしい子供」この3作品が好みだったな。法月綸太郎さんの「題名のない朗読会(抄)」のオチがよく分からなかった・・

2021/05/16

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