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はらだしき村 (集英社文庫)

はらだしき村 (集英社文庫)

はらだしき村 (集英社文庫)

作家
原田宗典
出版社
集英社
発売日
2003-01-17
ISBN
9784087475302
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はらだしき村 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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美登利

いくつかのテーマごとにまとめてあるエッセイですね。原田さんとは、年が近いこともあり、過ごしてきた年代が変わらないので、同感することが多いです。これは、躁鬱になってかなりたっているようで、私もうつ病を経験したので、ものすごく親近感があります。富士山の項は、本当に、その通り!と思います。

2013/06/19

マッピー

読んだ端から消えていくような、内容があるようでないようなエッセイの中で、最後の『おやじがたおれてみて』が白眉。彼と父親がなかなかいい関係を築いているのは、ほかのエッセイを読んでわかっていたけれど、いつか父がたおれる日が来るとわかっていたけど本当にはわかっていなかったと悔いる彼の、祈りが、また父と日を送りたいという強い願いが、心を打つ。祈りのような詩を、友人知人に送ることにした原田宗典。彼の友人知人にも愛されていたお父さんが、その後どうなったのかはこの本に書かれてはいない。

2019/04/18

もも

★★★☆☆ 今まで読んだ笑える話ばかりの原田さんの作品とは一風変わったはらだしき村。ちょっぴり涙ぐんだり、暗くなったり、スキップしたくなる。そして原田さんがもっと好きになる、そんな作品。

2009/11/29

うさ子

(2004年10月読了)

Margate

これもまた  昔の原田さん風:笑ってばかりのエッセイ ではなかった (←まぎらわしい) むしろ とてもよくまとまっていて読みやすい と思ったら バーチャルな村の村長さんに なられとったんですねー♪ 以前よか 人間的な厚みを感じます(まる)

2006/03/31

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