天からおりてきた河: インド・ガンジス神話
天からおりてきた河: インド・ガンジス神話 / 感想・レビュー
とよぽん
ガンガーとも呼ばれるガンジス河の由来を伝える神話の絵本。寮美千子さんの作品を5冊、書庫から出してもらって読んでいる。「空とぶ鉢」がおもしろかったので、2冊目は、これ。タイトルからは、内容が想像できなかった。とにかく スケールの大きな神話で、ヒマラヤ山脈の源流から河口の島まで一つながりの物語。そして、国王が何代も時間とエネルギーを費やして、聖なる水ガンガーは地上におりて恵みをもたらした。日本の神話と比べると、やはり想像を超えたスケールで圧倒された。
2019/02/16
おはなし会 芽ぶっく
ガンジス神話の絵本。インド人がなぜガンジス河に骨を流したり、同じ河で沐浴するのか?ガンジスの聖なる水について書かれたおはなし。ガンジス河は大昔はガンガーと呼ばれていたのですね。ヒマラヤの娘でもあり、その姿は聖なる水。
2022/02/09
雨巫女。@新潮部
《図書館-新刊》インドの神話も幻想的で、面白い。
2013/09/29
遠い日
インド・ガンジス神話。ガンジス河は日本の全長を越えるほどの大河。その大きな河ができた由来を神話で語る。本のなかでは、想像を絶するほどの壮大な時間が流れる。弔いも体を浄める沐浴も行われていることは、知ってはいたが、この神話を読んで、なぜそうするのかということにやっと理解が及んだ。天界から流れ来る聖なる水であればこその、人々の信仰を集める河なのだ。
2016/10/06
みよちゃん
ふしぎな絵に惹かれた。顔は像、腰から下は人魚、ガンジス川が天から降りてきた河、なぜみんなあの川に入るのか?ヒマラヤを水源とするそこにいる娘、ガンガー。また二人の妃が生む王子、一人とヒョウタン、意表をつくストーリーにビックリ。日本神話も意外な展開でしたし、こちらも、神話とはそういうものだと思いますが、絵の迫力も驚きです。
2016/10/08
感想・レビューをもっと見る
「寮美千子」の関連作品
ベスト・エッセイ2022
- 作家
- 青木耕平
- 青山文平
- 彬子女王
- 井上理津子
- 岩松了
- 宇佐美 りん
- 内田洋子
- 海猫沢めろん
- 大矢 鞆音
- 小川さやか
- 奥本 大三郎
- 小山田浩子
- 温又柔
- 角田光代
- 加納愛子
- 川上 容子
- 川本三郎
- 神林長平
- 岸田奈美
- 岸本佐知子
- 金田一秀穂
- 倉本聰
- 黒井千次
- 小池水音
- 小泉武夫
- 小泉凡
- 斎藤 陽道
- 酒井順子
- 佐倉統
- 佐々涼子
- 沢木耕太郎
- 椹木野衣
- 茂山 千之丞
- 柴田一成
- 志茂田景樹
- 鈴木聡
- 鈴木 忠平
- 瀬尾夏美
- 高樹のぶ子
- 高見 浩
- 高村薫
- 武田砂鉄
- 田中卓志
- 田中優子
- 谷 慶子
- 辻真先
- 夏井いつき
- 二宮敦人
- 林真理子
- 原田宗典
- 藤沢周
- ブレイディみかこ
- ほしよりこ
- 星野博美
- 堀江敏幸
- 万城目学
- 町田康
- 松浦寿輝
- 松本 猛
- マライ・メントライン
- みうらじゅん
- 三浦しをん
- 三浦雅士
- 村井 理子
- 村田喜代子
- 元谷 有希子
- 柳田邦男
- 山本貴光
- 湯澤 規子
- 横尾忠則
- 李琴峰
- 寮美千子
- 鷲田清一
- 尾崎世界観
- 尾上 松緑
- ミロコマチコ
- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2022-08-05
- ISBN
- 9784813804147