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鉄道文学傑作選 (中公文庫 せ 9-3)

鉄道文学傑作選 (中公文庫 せ 9-3)

鉄道文学傑作選 (中公文庫 せ 9-3)

作家
関川夏央
出版社
中央公論新社
発売日
2024-01-23
ISBN
9784122074675
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鉄道文学傑作選 (中公文庫 せ 9-3) / 感想・レビュー

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サラダボウル

夏目漱石「三四郎」から鉄道の旅は始まる。"うとうととして眼が覚めると女は何時の間にか、隣の爺さんと話を始めている。"冒頭の一文で、読み手はあっさり汽車の乗客になってしまう。ところどころ途中下車しながら、すべては読めなかったのだけど、またいつか旅に出る時は必携の一冊(買いたいが、、、)。山田風太郎「応召記」は、文字通り赤紙を受け取る筆者の日常。淡々とした筆致に、こちらが思い込んでいる悲愴感とはちがう時代のリアルな空気に放り込まれる。

2024/03/30

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