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そんなふう

そんなふう

そんなふう

作家
川内倫子
出版社
ナナロク社
発売日
2020-10-17
ISBN
9784904292983
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そんなふう / 感想・レビュー

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アキ

写真家・川内倫子が44歳で出産し、娘が3歳になるまでを綴った日記風の記録。その時々の子どもの成長が、写真家ならではのカットで切り取られている。子どもの成長は驚くほど早く、できることが増える喜びともうあの頃に戻ることはない寂しさを感じると同時に、自分の子ども時代を思い返す。娘にとって写真と共にこうした記録が残ることはかけがいのない財産になるでしょう。国際的に活躍する氏の活動になくてはならない元気の源ですね。ヴェネツィアで娘を肩車する父親の後姿の写真と、ベランダから緑の庭にシャワーの水をかけている写真がいい。

2020/12/19

ぐうぐう

写真家は、小説家に比べるとチームプレイな側面が大きい。撮影現場には意外と多くの人間が立ち合っていたりするものだ。とはいえ、最終的にはレンズ越しの写真家の眼に託され、写真家一人の判断によりシャッターは切られる。写真家は一人で世界と対峙しているのだ。本書は、川内倫子の出産と育児をめぐるエッセイである。子供を授かった喜びと不安が、高齢出産であったことでより強く、川内の文章から滲み出ている。ただ、それ以上に感じるのは、彼女の世界を愛でようとする、その優しい眼差しだ。(つづく)

2020/11/17

江藤はるは

生きることや死ぬことに当てられた光の照度が美しい。

2020/11/09

ちょび♪

素晴らしい写真家は、素晴らしい文筆家でもあるのか。 著者の写真は光が美しいのだか、文章の中にも「光が射す」という言葉が多く、実際に光を感じる能力が高いから、写真家として大成しているのだろうなと思った。 本書も、発光しているかのようなエッセイだった。

2020/11/29

ぴろん

川内倫子さんの文章が好きです。いつも、エッセイがとても上手だと思います。今回のお子さんとの日々をメインとしたエッセイも、切なくもあり優しく愛に溢れてもいて、川内さんの作品ともリンクするように思いながら読みました。光に溢れた綺麗な写真を撮られるけど、同時にゾッとするようなひんやりするような、少し切ないような「死」も撮られる方だなぁと思っていたので。とても満足です。また写真とともに読みたいエッセイでした。

2021/03/17

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