少女マンガの宇宙 SF&ファンタジー1970-80年代 (立東舎)
少女マンガの宇宙 SF&ファンタジー1970-80年代 (立東舎) / 感想・レビュー
ぐうぐう
SF&ファンタジーの視点から語る少女漫画史。1950年代、少女漫画がまだ男性漫画家達のものであった時代、手塚治虫、石森章太郎、松本零士らが少女誌にSF&ファンタジー作品を発表していたことは、読者である少女、そしてデビュー前の少女漫画家に大きな影響を与えていたはずだ。とはいえ、竹宮惠子や萩尾望都が繰り返し語っているように、当時の少女漫画家にとってSFを描くことは想像を絶する高いハードルを超えなければならなかった。(つづく)
2017/06/11
Kikuyo
懐かしいなー。SF&ファンタジー少女漫画ってワクワクする。 意外に読んでない作品もたくさん。ハヤカワ文庫の表紙をはじめ、イラストが感性を刺激しますね。これらの作品を今の自分が読んだらどんな感想を持つかな。
2017/06/23
阿部義彦
私も高校時代には編集さんと同じで「ぱふ」の読者でしたSFファンタジーに絞ったのは素晴らしい企画ですね。流石図書の家、良い本だしてるよね!青月社「大島弓子fan book」買いました。何より巻末のハヤカワ文庫の表紙絵が、瞠目ものです。モーさまは勿論、おおやちきさん、森川久美さん、めるへんめーかーさんとか完成度高くて涙ものです。私的にはハヤカワコミック文庫(JA)にも一応少しだけ触れられてるけどもう少し詳しく言及して欲しかった。今でもブックオフで、吾妻ひでお、清原なつの、坂田靖子は有れば買います。良書価値あり
2017/05/14
柊渚
甘くせつない恋詩(ロマンセ)は、永遠にやむことなく この年代の少女漫画は、セリフからモノローグに至るまで、まるで詩のよう。ふわっと文学的な香りが漂っているのが、とてもいい…。ハヤカワ文庫の表紙一覧はどれも美しすぎて溜息ものです。
2021/10/02
青龍
あー、懐かしいなあ。あの時代があったから、今の少女(女性)向けの作品があるのだなあ、と気付く。作者ごとの、デビューから代表作の紹介は有難かったけど、大御所だけだったのが残念。
2017/05/04
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