読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)

作家
赤川次郎
江國香織
角田光代
田丸雅智
中島京子
原田マハ
森浩美
吉本ばなな
出版社
双葉社
発売日
2020-03-11
ISBN
9784575523287
amazonで購入する

「1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫)」のおすすめレビュー

ほんの10分間の読書で心が浮遊し、“今”を忘れることができる……。世界17言語に翻訳された、江國香織ほか人気作家8人の紡ぐ物語

『1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作』(双葉社)

 小説を読むという行為は、存外、脳のカロリーを消費する。そのため、心や体の体力が低下しているときは、読みたいという気持ちがあってもなかなか集中できないことが多い。そんなとき、ちょっとした気分転換にぴったりなのが『1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作』(双葉社)。NHK WORLD-JAPANのラジオ番組で、世界17言語に翻訳して朗読された小説シリーズ第二弾。赤川次郎、江國香織、角田光代、田丸雅智、中島京子、原田マハ、森浩美、吉本ばななという8名の錚々たる作家たちが名を連ねている。

 1日10分、というだけあって、本書に収録されている小説はどれもとても短い。それぞれの作家に与えられたページ数はだいたい同じだが、3編を書いた赤川次郎さんの作品は短編というよりはショートショートで、1編あたり3~4分で読み終えることができるだろう。だが、その短さのなかに謎と驚きが詰め込まれ、かつ読後感はさわやかだ。しかも冒頭には「著者のひとり言」と称して、執筆の背景を思わせるような数行コ…

2020/4/27

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (双葉文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

やすらぎ

いつまでも愛されている私。ふいに襲われた寂しさの先に。仕組まれた愛の深さ。老いを受け入れ懐かしさに触れる。それぞれにないものを欲する。いつまでも待っている本。潮香るグラスに故郷が浮かぶ。見上げる空には銀杏色の雲。あなたを支えた見えなかった思い。親友との遠いつながり。母の気持ちに勝るものはない。アロエの花を祖母に捧げる。…以上、全12話を収録。花を買うのは、お金ではなく心の余裕が必要だと祖母は言っていた。春の便りとともにあなたの声が心に響いてくる。今もどこかで私を見守ってくれている。聴こえたよ。ありがとう。

2022/01/10

ひさか

2020年3月双葉文庫刊。シリーズ2作目。NHK WORLD-JAPAN のラジオ番組で、世界17言語に翻訳して朗読された中から、赤川次郎:仕事始め、便利な結婚、代筆、江國香織: 晴れた空の下で、江國香織:南ケ原団地A号棟、角田光代:旅する本、田丸雅智:海酒、綿雲堂、中島京子:妻が椎茸だったころ、原田マハ:誕生日の夜、森浩美:最後のお便り、吉本ばなな:みどりのゆび、の8名、12作品を収録。良い話が多く楽しめました。朗読を聴いてみたくなります。

2021/01/10

舟江

短編は、何をどう描くか分かりやすい。切れ味が良かったのは、原田マハ。同性の友人の関係を上手く描いてた。

2021/09/07

かずー

8人の作家の短編集。どの作品もよかったが特に赤川次郎、江國香織、中島京子、原田マハがよかったかな。これらは人の優しさに触れられる作品であり、改めてそういう作品が好みなんだなと思った。

2020/07/20

真澄

とても豪華な一冊。角田光代さん「旅する本」は既読。暖かいお話ばかりの中で特に印象的だったのは、思い出の海の潮騒も聞こえてきそうな田丸雅智さん「海酒」でした。

2020/10/16

感想・レビューをもっと見る