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人生に座右の銘はいらない

人生に座右の銘はいらない

人生に座右の銘はいらない

作家
松尾スズキ
出版社
朝日新聞出版
発売日
2013-08-20
ISBN
9784022510983
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人生に座右の銘はいらない / 感想・レビュー

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めろんラブ 

本書と同様の人生相談物である西原理恵子著『生きる悪知恵』。一刀両断の痛快な回答が小気味良く、人生相談をエンタメ化する手腕に舌を巻いた。一方こちらは、作品としてのクオリティを期待する類のものではなく、松尾氏との時間を共有する喜びを噛み締めるものであるような。温かく真摯な姿勢で相談に向き合う氏に対する好感度が上がりまくり。狂気や変態、なんでもござれの懐の深さに底知れぬ経験値をみた。人生経験の豊かさとそれにより深めた思索が反映される仕事は人を選ぶ。常道を軽々と越えるお二人は間違いなく適任かと。

2013/10/21

Kumiko

再読。忘れた頃に読み返したくなる松尾さんの人生相談。バッサリ斬ってる時もあるけど、根底に優しさが流れているのは隠しきれていない。そして、主に「働くこと」に関しては大人な回答をしていて改めて感じ入る。今回心に響いたのは「キレていいことなど、ひとつもないです。自分をちっちゃく見せてしまうだけですから」と「『宣言』より『イメージ操作』でいきましょう」。私はどうやら職場での自分の見せ方に悩んでいるみたい(笑)いい年だしキレるパワーもないけど、上司に都合のいいパート扱いされるならセルフプロデュースを再考すべきか。

2018/07/24

千穂

図書館で何気に手に取った一冊。自身のメルマガの人生相談コーナーにてリスナーの相談に斬新かつ真摯に答えている。なかなか趣のある内容だった。「うまくイケてる」というイメージを死ぬまでつかみ損ない続けるというのが生きるということ。自分への失望も人生の味として愛でながら逝きましょう。そうかもなぁ〜とぼんやり思う。

2018/09/29

manamuse

有料メルマガの人生相談に松尾さんが答えたもの。整形に悩む女性に「では、1個だけ直すのを私が許します」二重か矯正。あとは禁じます。と言ってくれる優しさ。何の才能もない凡人は、いったい何を残せばいいのかと悩む派遣社員には「さよならだけが、人生です」と言い切る潔さ。◯ナニーがやめられない女性には「しちゃいな!」ですよ?さすがです。

2020/04/19

akihiko810/アカウント移行中

松尾スズキへの人生相談。印象度B  まともに答えているが、もっとふざけてもいいんでないの?と思った。専門家じゃないエッセイストなんだから。松尾への相談では演劇に関すること以外は、ぱっとせずにあまり面白くはないと思った。冒険できないのは、年齢ゆえか出版不況ゆえなのか。とりあえず、松尾に人生相談したいことない私はとりあえず幸せなのかも

2021/09/04

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