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飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫)

飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫)

飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫)

作家
内澤旬子
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-02-25
ISBN
9784041109106
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ジャンル

飼い喰い 三匹の豚とわたし (角川文庫) / 感想・レビュー

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デビっちん

何気なく食べている豚肉に真摯に向き合った結果に心打たれました。三匹の豚を種付けから飼育し、屠畜し、食べるまでが描かれたノンフィクションです。舞台となった地名は馴染みがある所で、一層臨場感が沸きました。ノンフィクションで、高野秀行氏に並ぶくらい面白かったです。

2021/03/11

itokake

豚を飼い、つぶして、喰う。その最初から最後までを書いた異色ノンフィクション。当時、試食会もあった。行きたかった。世界中の屠畜を取材するなかで、家畜がどう生まれ、どう育つのかに自然と興味が向いたという内澤さん。10年も空家だった元居酒屋に豚3匹と移り住み、飼育場所も一から整えて…、乳がん治療をしながら、お見事としかいいようのない暮らしぶりだった。豚の頭蓋骨と写したポートレートは凄味たっぷり。三元豚は人を見るという。人の話を理解したからこその、あの行動。そして、あの事故。理屈を超えた世界まで垣間見せてくれた。

2022/07/11

木賊

『世界屠畜紀行』の内澤さんが、今度は自ら3匹の豚を飼育し、自ら食べるルポ。飼育と言っても3匹に名前を付け、手ずから餌をやり、かなりペット寄りの接し方をしている。法律と技術の問題がなければ、屠畜も自分でやったのだろう。世界にはそれが普通の生活をしている人々もいる。とはいえ現代日本に生まれ育って、日本でそれを実現し、詳細にレポートする。何だかもう凄いとしか言いようがない。面白かった。

2022/04/15

nappyon

本当に面白かった!「豚を育てて食べるまでの日々を綴った作品かな?」と思って手に取ったのだが、思った以上に日本の養豚についても詳しく扱われていた(歴史や数字、現場についてなど)。良質な食ドキュメンタリー作品だと思う。しかし、真面目なだけではなく、いや、真面目だからこそ、めちゃくちゃ面白い。私は病院の待合室で爆笑してしまった。高野秀行による解説にある「本当に、内澤さんもあの家もどうかしていた」「異常な家と住人の中で、不思議と唯一まともだったのが豚だった」という言葉が最高。

2021/06/04

マッキー

作家が豚を三匹飼って屠畜場に送って解体して食べるまでのルポ。面白い。豚に名前を付けて、いろいろな人の手を借りて飼育場を作り、見たこと感じたことをそのまんま書き留めてゆく・・・。愉快でめったにお目にかかれない奇書。

2021/07/19

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