夏目漱石:百年後に逢いましょう (KAWADE夢ムック 文藝別冊)
夏目漱石:百年後に逢いましょう (KAWADE夢ムック 文藝別冊) / 感想・レビュー
レアル
五万字で読む漱石ベストセレクションも面白いが、私的には漱石作品解説が一番興味深かった。夏目漱石という作家は他作家と比べて研究材料にされやすく、かつ研究も大いにされているにも関わらず、当然ながら人それぞれに様々な漱石イメージがあり、その中で各々が漱石の作品を解説するという企画が、漱石作品を数回しか読んだ事のない私にとってとても楽しい。漱石についての対談も面白かったし、漱石がより身近に感じられるそんな没後100年特集本。
2016/08/12
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
奥泉光さん責任編集の夏目漱石没後百年総特集。漱石パスティーシュ傑作選や、奥泉さんの選んだ五万字で読む漱石ベストセレクション(よりぬき漱石)、いとうせいこうさんとの文芸漫談『草枕』は相変わらずのおもしろさだし、水村美苗さんの講演や、漱石についてのエッセイ陣も豪華。香日ゆらさんのイラストつき漱石の周囲の人物紹介や、百年前の漱石カレンダーなどもかわいいイラストつきで楽しい企画。
2016/07/19
まゆ
読みたいところだけ読んですみません。
2016/10/10
hitsuji023
夏目漱石をもっと楽しむ為に。 奥泉光、斎藤美奈子、高橋源一郎による「二一世紀に漱石を読む」。水村早苗の講演、いとうせいこうと奥泉光の対談が特によかった。
2016/09/16
miicha
面白かったです。夏目先生の愛されぶりは今も昔もすごいですね。その一方で有名なわりには読まれていないという解説もあり、不思議な気分に。自分も奥様の聞き取り本から入り、「明暗」とか「それから」とか有名なところを全然読んでないので(おいこら)きちんとこれから読みたいです。「こころ」、自分は面白くて夢中で読んだので、感想って本当に人それぞれと思います(授業では面白く思えなかったのは事実ですが…)。香日ゆらさんの周辺人物や百年前カレンダーが超可愛らしく、色々盛り沢山で楽しかったです。対談がとても面白かったのですが
2016/08/16
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- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383