伊藤ふきげん製作所-思春期をサバイバルする (単行本)
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伊藤ふきげん製作所-思春期をサバイバルする (単行本) / 感想・レビュー
ネギっ子gen
【書くという行為は、私の目を通して見る行為】思春期の“不機嫌”とどう向き合うか。継父との関係や海外生活のカルチャーギャップも相俟って、娘たちとの攻防の日々は果てしない――。2000年初版の奮戦記に10編を加えた増補版として復刊。懐かしく再読。装画が、山本直樹。2022年に書いた「あとがき」では、<『良いおっぱい 悪いおっぱい』『おなか ほっぺ おしり』の頃ならいざ知らず、相手は思春期。おもしろかったけど、それ以上に苦しかった。そうすると書きたくなるんです、わたしは。書くことで乗り切ろうとするんです>と。⇒
2023/11/11
たまきら
夫が娘の思春期に手を焼いているのでちょっと本棚に置いておいたんですが、あら、これは役に立たないかな?離婚後娘を連れて渡米したお母さんによる赤裸々なエッセイです。まず彼女が隠さずきちんと書いていることを褒めたいです。ふつうこんな話したくないだろうに…。同時にきっと苦労したであろう娘さん達を褒めたいです。自分も16でアメリカに引っ越して苦労したからなあ。思春期以上の理由が、彼女たちの不機嫌の後ろにある。だからこそ我が家とは少し違う。けれども親の無作法への気づきは学べました。親って本当に横暴…。
2023/07/12
あられ
表紙の山本直樹さんにひかれつつ、言わばジャケ買いならぬジャケ読み(笑) 離婚、再婚、カリフォルニア移住。。。「思春期をサバイバルする」ことにもなろうかと、他人事なので思う。うちも不登校になってこじらせたやつが約1名。。。はい、仕事に逃げておりました。←仕事のほうがよっぽど楽。あと、生活かかっていたし。カノコさんもサラ子さんもトメさんも他人じゃない気がするような。。。もう子育てとか無理って思いつつ、孫はまた違うのだろうか。やっぱ無理かなぁ。←孫ができる気配がない。
2022/11/27
しゅんぺい(笑)
その場で思いついた話をぽつぽつするような、ライブ感のある本。伊藤さんの本、たくさん読んできてはないと思うけど、これ読んだときになんとなく伊藤さんっぽいなって思ったのは気のせいかしら。とにかく子どもへのいろんな愛が見える。ときどき、これいいなあっていう金言が出てくる。
2022/12/19
むりかもまるがお
思春期になる直前の娘二人と小さい娘とカリフォルニアに移住した頃。ステップファミリーとか、言葉がとか、思春期とかで。
2022/12/11
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- ISBN
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