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孤独論: 逃げよ、生きよ

孤独論: 逃げよ、生きよ

孤独論: 逃げよ、生きよ

作家
田中慎弥
出版社
徳間書店
発売日
2017-02-09
ISBN
9784198643492
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孤独論: 逃げよ、生きよ / 感想・レビュー

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徒花

田中慎弥氏の小説は読んだことがないのだが、kindle版がセールだったのでさくっと読了。新書だし、観念論だし、内容そのものはphaさんとか栗原康さんのような半世捨て人の人々と同じような主張なので、とくにこれといって目を見開かされるようなことは書かれていなかった。もちろん、ご本人の体験から会得した哲学であるのは間違いがないと思うのだが、やはり残念なのは構成とか執筆の部分でライターを使っているので、文章としてのおもしろさに欠けているところ。結局、ふつーの文章で、精彩を欠いていた。

2017/06/01

新地学@児童書病発動中

芥川受賞作家田中慎弥氏による人生論。田中氏は30代まで引きこもりの生活を続けていたそうだ。作家以外の職業に就いたことはない。世間的に見れば、非常に苦しい立場にあったわけだ。そんな逆境を乗り越えて作家になった意志の強さには、心を打たれる。現代人の多くは奴隷の地位に甘んじている、と彼は指摘する。それは誤りではないと思うが、奴隷として生きるしかない人もいるわけで、そういった人達の胸の内にもっと思いを巡らせて欲しかった。書けても書けなくても必ず机の前にすわるという粘り強い姿勢は、生きる上で参考になる。

2017/04/08

優希

はっきりと田中さんが好きだと自覚させられた自伝的エッセイでした。15年間の引きこもり、携帯もパソコンも持たず、原稿は鉛筆で手書きという孤高の作家的存在であるところに惹かれます。独特の人生観と極端な本への姿勢。孤独を愛する姿。それらが作家活動としての彼を作り上げている。凄い作家が文壇に現れたと思わざるをえませんね。

2017/07/27

harass

初読み作家のエッセイ。この作家の作家以前のこと、高校卒業からずっと引きこもっていたと聞くが、具体的にどうだったのかを知りたいと思って手に取る。読んでいて思うに、非常に常識的で、この作家の良さってどこなのかと、疑問に感じてしまう読書だった。いろいろ頭をひねったが、本音で気取らない素朴な部分で語る点がいいのかなと。簡単であったが知りたいところを読めたからいいかと。さすがに積読の作品を読まないといけないか。

2017/04/28

優花

工業高校に行ったのは、たまたまそこに合したからなので。あまり馴染めず工業系の授業もわからない。1つだけ受験した大学は不合格。それ以降33歳まで引きこもりだったそう。でも規則正しい生活だったのであくまでも健康的な。こういう生活が出来たのは、本人も書いてるけど、許してくれた母親の太っ腹な態度だったから。仕事、ネットで人と繋がっていられずにはいられない人達、辛い時はその場から逃げる、読書の大切さ、等々、著者の考え方が伝わってきた。

2017/04/21

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