流れる島と海の怪物
流れる島と海の怪物 / 感想・レビュー
starbro
田中 慎弥は、新作中心に読んでいる作家です。半分私小説でしょうか❓壮大なファンタジーでした。https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/nagareru-shima/
2023/07/22
花林糖
図書館本。小説家の故郷には不思議な島「流れる島」があるという。下関を舞台にした濃密な家族と血をめぐる、少年と少女の悲しい神話。物語の中に入っていけず流し読み。残念。
2023/09/11
田中峰和
田中自身、4歳のとき、父を亡くし出身も下関で、まるで私小説を思わせる設定。視界不良のせいで小倉から長崎に目標が変わり原爆投下されたのを、草野球の最中に父親が急死したのと比較される。ファースト守備の父がファーストフライを取り損ねたのが原因のようだが、センターフライなら父は死んでいないと述懐。さらに壇ノ浦での安徳天皇の入水自殺まで出てくる。父の死は個人的には大きな事件だが、新聞にも載らない小さなもの。地方として起こる暮らしは極めて小さなものだが、多くの声を多発的に混交するスタイルで神話的な物語が紡がれる。
2023/12/17
ムーミンママ
難しい作品。。理解は出来ていない汗
2023/09/04
chuji
久喜市立中央図書館の本。2023年6月初版。初出「すばる」2021年5月号~23年1月号。加筆・修正。頭の中に入ってこない。
2023/08/29
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- 光村図書出版
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- 2023-06-26
- ISBN
- 9784813804383