KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ウェルカム・ニッポン

ウェルカム・ニッポン

ウェルカム・ニッポン

作家
松尾スズキ
出版社
白水社
発売日
2012-03-23
ISBN
9784560082157
amazonで購入する

ウェルカム・ニッポン / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

なしもと

戯曲を読んだのは初めてだったが、やっぱ話の流れを追うのは舞台より本の方が分かりやすい。でも舞台の方がもっと面白いんだろうなあ。本編の内容は、不条理劇というのがふさわしい見事な不条理具合。思わず笑ってしまう会話文が多々あります。 「借金の件だがな……ごめん」「え?」「だから…ごめん。想像しろ。想像通りだ」という台詞が個人的に滅茶苦茶ツボ。

2014/03/25

不純

初めはしっちゃかめっちゃかしててついていけなかったがそのしっちゃかめっちゃかさがクセになってくる。戯曲なんか読んでると演劇生で見たくてたまらなくなる。違うんだろうな、迫力と中毒さが。大変おもしろかった。なんか、抉るようなブラックさと不快さがなぜか好印象を覚える。

2012/08/28

ninoko

屑みたいな人たちが、ひどい人生をどんどん悪い状況に転がしてくんだけど、どんなにひどい状況でも生活は続くんだな。ナレーションが萬田さんとケラさんで既に想定されてたんですね。

2012/08/06

たっつぁん

なんかすんごいウンコをぶつけられたような読後感。ただ、そのうんこの飛んでくるスピード、ぶつけられた時の衝撃や飛び散り方。嫌悪感とドーパンミンの溢れる感じとかが、とにかく素晴らしいものだと思った。舞台を見に行けず後悔。

2012/04/16

twq009

舞台の予習用戯曲。しかし、以前の「母を逃がす」より、内容がスッと入ってきて、笑える“読書”ができた。いわゆる松尾節な展開に自身が慣れてきてしまっているのか、ビックリ・大感動もせず。誰が誰を演じるのかが、読んでてわかっちゃう。で、笑える。心に残ったのは、余命約3ヶ月の、抗がん剤副作用で帽子を被らざるをえなくなってしまった彼に、「自分のタイミングで被ったり被んなかったりすればいいんじゃない?」という助言。沁みた。

2012/04/06

感想・レビューをもっと見る