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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)

あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)

あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫)

作家
高田郁
出版社
角川春樹事務所
発売日
2017-08-09
ISBN
9784758441100
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あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇 (時代小説文庫) / 感想・レビュー

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Yunemo

経営指南の書として価値観大。第3弾において、ある程度は先の状況が読めたのですが、どういう展開で智蔵と結びつくのか楽しみにでした。世間体を考えてもこの結ばれ方、やっぱりね。とはいうものの、幸の商才の機運がますます高まっていく様、驚きと納得感で。成り立ちを知ることでその品に対する理解はより深まる、故事来歴の追求とはいかないまでも、この考え方は現代経営そのもの。人を育てることで自身も育つ、広告宣伝の具体化、物の売り方の理解と実行等々、現代経営の一端を担った行動に唖然。人形と遣い手の関係、この難しさ智蔵ならでは。

2017/09/10

まあこちゃん

今作は嬉しい展開が多々あって、安堵しながら読み進めた。幼い頃から激動の人生を歩んでいる幸だが、ようやく心穏やかに、そして遠慮なく商いに精進出来そうだ。人形と、その人形に命を吹き込み熱い血を通わせる人形遣い…幸に思う存分商いの知恵を絞れるようにとの、智蔵の心優しい思いに目頭が熱くなる。読み終えた後に表紙を見返し、幸の傍らに飛んでいる羽黒蜻蛉の意味を思うと、またもや胸に迫るものがある。主人・ご寮さん以下、五鈴屋で働く皆の気持ちがひとつになるのが心地よい。四季の移ろいの描き方の柔らかな美しさも高田作品の魅力だ。

2017/08/12

SJW

半年に一度の至福の時なので、物語の展開だけでなく、高田さんらしい文章を反芻し味わいながら読み進めました。特に季節のうつろいの描写と登場人物の控え目で慎ましい様の描写には何時もながら感激してしまいます。また、今回も幸や五十鈴屋に起こる災難や問題に動じない幸の度胸に胸がすっとしたり、問題を解決する幸の知恵にはなるほどと納得したりと、今回も十分に楽しませていただきました。また半年後の第5巻を楽しみに待つことにします。

2017/08/10

山本真一郎

読了。シリーズは早くも4冊目。毎度毎度殺生なところで次巻へ続く、となるのでやはり新刊が待ち遠しかった。五代目徳兵衛こと惣次が出奔した事によって三男の智蔵が出て来るのは予想出来たものの、どの様に関わってくるのかは興味があり、人形浄瑠璃を絡めてきたのは面白かった。幸が本格的に商いに関わり始め、五鈴屋が一気に上向くかに見える。情も大事ながら利を追うために徐々に厳しさを身につけていく幸。今作こそ穏やかに終わるかと思いきや、やはりそうは問屋が卸さじ。次巻への、ハラハラするいつも通りの殺生な持ち越しとなってしまった。

2017/08/18

三代目 びあだいまおう

貫流編、装画の幸(さち)も徐々に大人の雰囲気を醸し出してます!幸の知恵が縦横無尽に発揮され商いのツボを示唆してくれる!基本の大切さ、商いの根本、商う品の源泉とそれを生み出す作業員達の想いと苦労!現代の商いにも通ずる原点に気付きそこを探る幸。著者が示す商いの根本、最高潮の巻です!五鈴屋もかなりの発展を見せ、じきに完結かと思わせながら?そこは高田先生!期待と予感を残します!好事魔多し、数字に一喜一憂してはいけないなどの教示を示しつつ、女性の感性、意見、購買者としての感覚の重要性を謳う本巻、続きはいかに⁉️🙇

2019/04/15

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