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kaze no tanbun 特別ではない一日

kaze no tanbun 特別ではない一日

kaze no tanbun 特別ではない一日

作家
我妻俊樹
上田岳弘
円城塔
岡屋出海
小山田浩子
勝山海百合
岸本佐知子
柴崎友香
高山羽根子
滝口悠生
谷崎由依
西崎憲
日和 聡子
藤野可織
水原涼
皆川博子
山尾悠子
武田陽介
出版社
柏書房
発売日
2019-10-28
ISBN
9784760150878
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kaze no tanbun 特別ではない一日 / 感想・レビュー

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アキ

今日わたしの過ごした一日は、わたしにとっては特別ではない一日。でも他人が経験すれば特別な一日。未来であれ過去であれ、幼児でも老年でも、日本でも海外でも、その人にとっての特別ではない一日を、19編の短文で過ごすことができる。ジャンルとしては様々なものを含んだものから成るが、「Yさんのこと」「北京の夏の離宮の春」「誕生」は余韻が残る好みの小品。

2019/11/14

mii22.

特別ではない一日とは何事もなかった日常で、きっと記憶にも残っていない思い出しもしないそんなある一日のこと。しかしそこにこそ自分の生きてきた足跡がしっかり残っているような気がする。これまで私の出会った人たち、経験してきた出来事は特別でない一日一日の積み重ねによって作られ今があるんだなぁ。そんなことを考えながらこの本の中を、ちょっと不穏で不安な気持ちになったり、懐かしい優しさに包まれたりしながら行ったり来たり。清々しい青空や風の匂いに心を踊らせる私にとっての特別ではないけれど穏やかな一日が今とてもいとおしい。

2020/05/07

Mishima

いつのまにかはなされていた手は空を掴んで。詩文は限られた文字数で含みを持っている?子どもの計算づくの無邪気さと大人の素のずるさ、それとも持って行き場のない感受性。たどって吸い込んで想像して。行間から透けて見えるまで。そんな酔狂なものたちへの誘い文たち。子どもにいつでも帰れるのがちゃんとした大人なんだ。ってこと?あがる、ことなんて思惑にない。行き止まりに微笑むんだ、もしそれが粋ならね。迷いたい。惑わされたい。オアズケを喰らいたい。だって簡単なのってただただ退屈だもの。

2020/01/26

detu

図書館新刊棚より。前衛的な短編掌編アンソロジー。『年金』って作品が一番良かった。

2019/12/19

かもめ通信

「小説でもエッセイでも詩でもない、ただ短い文。しかい広い文」17人の文章家による書下ろし「短文」アンソロジー。“kaze no tanbun”シリーズ第1作ということで、全部で3冊刊行予定なのだそう。執筆陣がこれやたらと豪華で驚くが、一つ一つがとても短いので気負わずに読むことができる。ちょうどいい大きさの、ちょうどいい形の石ころを見つけたものだから、なんだかちょっとうれしくなって、蹴っ飛ばしながら歩きたくなった。そんな読み心地の楽しい本。

2019/11/25

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