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作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首

作家
池澤夏樹
伊藤比呂美
森見登美彦
町田康
小池昌代
出版社
河出書房新社
発売日
2017-01-17
ISBN
9784309729114
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作家と楽しむ古典 古事記 日本霊異記・発心集 竹取物語 宇治拾遺物語 百人一首 / 感想・レビュー

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ちゃちゃ

古典っておもしろい!今を時めく作家や詩人の方々が古典の新訳に挑戦した全集が、池澤夏樹個人編集日本文学全集。本書では、5人の訳者による苦労話もさることながら、日本文学の本質に迫る思いの丈が熱く語られる。古事記の昔から脈々と継承されてきた日本人の感性や美意識、人生観に繋がるものへの気づき。それを惜しげもなく披露されている。何よりも、古びた遠い古典の世界を、今ここに生きるリアルな人々の物語のように、生き生きとした言葉で訳出された姿勢に心打たれる。訳者の方々の個性的な解釈や文体が光り、全集への期待がふくらむ一冊。

2017/04/30

アキ

池澤夏樹編集の日本文学全集で古典を現代語訳した作家たちの解説&裏話を楽しく読めた。古事記は日本で最初の文学なので池澤夏樹が訳すのは妥当だが、他の翻訳の担当もそれぞれぴったりの配役というか配訳。古典の世界は、学校の古文で知っていた世界とはまるで違う。古事記で天地創造にセックスが関わる神話は日本だけ。エロ(日本霊異記)、ツン女子(竹取物語)、恋愛の歌(百人一首)など、つくづく日本は平和な国だったんだなと感心する。また池澤によると弱者への共感は古来よりあった。もののあわれは古事記にも見つけることができるらしい。

2019/09/05

都わすれ

池澤夏樹個人編集日本文学全集の訳者の講演録。翻訳の工夫、作品への想いが語られている。日本の古典がぐっと身近に感じ、現代作家の手で蘇った古典が面白く今も生きていることわかる。池澤さんの古事記は「なる」という動詞をキーワードにその世界観を語る。伊藤さんは性のダイナミックさ仏教文学の人間臭さを、森美さんは「竹と男のアホくささ」を書く作家と言い、町田さんは「昔の人に会える嬉しさ」を語る。小池さんは百人一首に言葉の奥深さ歌の魅力を述べる。「文学で日本人が歩んだ軌跡」を辿るこんなに面白いことはない。再読したくなった。

2017/04/29

keroppi

池澤夏樹個人編集「日本文学全集」次回刊行に時間があるので、現代語訳した作家たちの講演録を読んだ。古典を現代語に翻訳する作業が実に楽しく語られている。特に、伊藤比呂美さんの赤裸々な語りは、現場で聞いてみたかった。もう一度、訳文を読み返したくなった。

2017/04/22

たんぽぽ

ウン十年前は、国文科の学生だったんですけどね。 久しぶりに楽しく、古典に触れ合いました。 同じ言語を持つ単一民族が島国の中でずっと暮らしてきた。千年以上前の言葉が現在まで続いてきている(変化しながらだけどね…)というのはとても素敵なことだ。森見さんの竹取物語がとても楽しかった。竹取物語の講義を軽く流して、遊ぶことばかり考えていた自分に喝!だ。

2017/02/17

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