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宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻 (文春文庫 み 2-11)

宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻 (文春文庫 み 2-11)

宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻 (文春文庫 み 2-11)

作家
宮尾登美子
出版社
文藝春秋
発売日
2008-12-04
ISBN
9784167287115
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宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻 (文春文庫 み 2-11) / 感想・レビュー

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金吾

遂に平家が都落ちをしました。時の流れや勢いというものを感じます。まさしく盛者必衰の理をあらはすを見せる巻であり、平家物語のメインが始まったと思います。清盛の最期の描写は迫力を感じました。

2023/11/07

noémi

栄耀栄華を誇った平家の時代は清盛の死で終焉を迎えた。失ってみるとどれだけ清盛という人物が傑物だったのかがわかる。本来の血統である殿上人的カリスマ性と、武門の猛々しさを併せ持った唯一無二の存在だった。世の中の先を見越した政治的手腕もあった。だが、数えきれないほど子や孫は増えたにもかかわらず、ついに後継者には恵まれることがなかった。清盛亡きあとは、雑魚ばかり・・・。維盛の惨敗につぐ惨敗。小さなことに拘泥してばかりいる宗盛。とうとう源氏は京師にまで迫ってきた。追い詰められた平氏は意を決して都落ちすることにする。

2012/08/18

サティ

時子は、公平な判断をする人だと感じました。なかなか出来ないことだと思います。

2012/06/09

ぽつねん

平家勢力の衰え著しい第三巻。清盛の死去、院政の復活、源氏の台頭、連戦連敗、都落ち―一気に滅ぼされるのではなく、じわじわ…じわじわ…と滅亡へ向かうのを読書であれ追体験するのは、結末を知っているのもありとても辛い。わずかな希望を頼りに必死に堪え続ける人々の姿が痛々しい。

2011/06/04

おと🐾

鎌倉殿にはまった方 お勧めです。

2023/02/08

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