川端康成の借金スキルは「天才」レベルだった…!/『文豪どうかしてる逸話集』⑧
誰もが知っているあの文豪に、こんな意外な一面があった!? 太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、川端康成など、名作の生みの親の「どうかしてる」逸話を一挙紹介!
『文豪どうかしてる逸話集』(進士素丸/KADOKAWA)
【川端康成】(1899~1972)
プロフィール 職業:小説家 本名:川端康成 出身地:大阪府 好きな文豪:横光利一 趣味:古美術蒐集
目ヂカラがハンパない日本初のノーベル文学賞受賞者
幼い頃に両親と祖母、姉を相次いで亡くし、祖父のもとで育てられた川端康成。生まれつき虚弱体質で学校も休みがちだったが、成績はよく、中学生の頃には文芸雑誌を読むようになり、この頃から小説家を志すようになる。
22歳の時に発表した小説『招魂祭一景』が高く評価され、文壇デビュー。
横光利一らとともに同人雑誌「文藝時代」を創刊し、新感覚派の代表的作家として活躍した。
16歳の時に「もっともっと勉強してノーベル賞を獲る」と言った通り、1968年に日本人初めてのノーベル文学賞を受賞。
代表作
『伊豆の踊子』(1926) 伊豆へ一人旅に出た青年が旅芸人一座と道連れとなり、踊子の…